えいごがうまくなるには
「日本語は話せるのに、英語は苦手・・・」
英語を母国語とする人だってたくさんいるのですから、みなさんが日本語を簡単に話せるように、英語だってつかえるようになるはず。
それなのに、英語が苦手な人が多いのはなぜでしょう??
「自分は”日本語”という言語を話せる。同じように、”英語”という言語を話せるようになるにはどうしたらいいんだろう」
「自分はどうやって日本語をつかえるようになったんだろう」
こう考えてみると、かんたんかもしれません。
ほかの教科もそうですが、机でしかものごとを学べないというのは間違いです。机に向かうときだけでなく、むしろ机以外の、生活のいろいろな場面で学習することができます。
「机以外でも学習」というと、勉強がきらいな人はもっとつらく感じてしまうかもしれません。
でも、机のいらない勉強です。
みなさんがもっているような、ノートやいろいろなテキスト、辞書を開いて、ペンでたくさん書く・・・というイメージは、勉強方法の一例でしかありません。
むしろ、それが勉強だと思っていると、そのかっこうさえしていればなにかを学んでいるとかんちがいしかねません。
英語を上達させるには、机以外の場で英語を意識してください。
●「○○ってどんな意味だろう。△△って英語でなんて言うんだろう」
→自分で思い出してみる。先生にきいてみる。自分で調べてみる。
●「今日学校でなに習ったんだっけ。昨日塾でなに教わったんだっけ」
→自分で思い出してみる。おうちの人に話す。
●見たものをとっさに英語にしてみる。慣れてきたら、修飾語をいろいろくっつける。文にする。
●自分の感じたこと、昨日したこと、今見えるもの・状況、自分の趣味の説明・・・などを英語で表現してみる。先生にきいてもらう。わからなかったらなんでも先生にきく。
●洋楽を聴く。洋画を見る。
→まねして歌う。せりふを言う。お気に入りの曲、お気に入りのシーンがあったら最強です。
意識することはどこでもできます。
横になっていても、歩いていても、トイレやおふろでも、車や電車で移動中でも・・・いつでも、どこでもです。
そして、そこで生まれた疑問を学校や塾にもって行き、自分の机で改めて整理し、定着させるのです。