いわき市の小・中・高校生向け学習塾・進学塾

村田進学塾

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平成30年福島県立高校入試問題の出題傾向

【国語】

 例年通り大問6題構成。

 大問1では敬語に関して出題されたが、基本中の基本が問われたもので確実に得点に結び付けたい。

 大問2の韻文では予想通り、短歌が出題された。これも基礎をしっかり身につけておけば、対応できる問題であったと言える。

 大問3の古文も比較的内容が理解しやすいものだったので、古文が苦手と感じている受験生にも対応できたと思われる。難関の上位校を目指す受験生は、大問1から大問3のここまでをいかに時間をかけずに失点せず解き終えたかが鍵となっただろう。

 大問4はセリフが中心で読みやすさが感じられる小説からの出題。心情把握の問題を中心に、30字・55字の記述問題も出題された。

 大問5の論説文は哲学に関するやや難解な文章。20字・65字の記述問題が出題され、「速く正確な読解力」が試された。数多く出題される記述問題に対応するには、日頃から記述問題に触れておき「記述対応力」を磨く必要がある。

 大問6の作文においては、グラフを読み取り、自分の考えを表現する力を見られた。どの教科でも思考力、表現力は大切だが、とりわけ国語ではその力が重要となってくる。普段から考える習慣をつけることも、効率よく国語の成績をアップする勉強の一つであろう。今年度の国語は、古文の内容と小説の答えやすさを鑑みると、例年になく易しかったと言ってよいだろう。記述問題さえ取れれば、充分に高得点を狙える問題だったと言える。

 

 

【数学】

 全体の構成は大問7題と、昨年度までと同じであるが、第5問が2題構成になるなど細かい変更があった。

 第1問は正負の数、文字式、無理数などの計算問題でありこれまで通り。

 第2問は作図が出題され、目新しい問題としては図形の移動に関する値の変化を問う問題が出題された。

 第3問は1問目に資料の整理、2問目に場合の数、確率の証明を含む問題が出題された。

 第4問から第7問の、方程式の文章問題、図形の証明問題、関数の利用、空間図形については内容に大きな変化は見られないが、第5問が2題構成になっていた。

 これまでは第1問から第3問は知識を問う問題が中心となっていたが、知識をもとに思考、表現する力も問われる問題が増加傾向にある。

 今年の問題の全体的な難易度は平年並みであった。基礎的な知識の定着が必須ではあるが、知識を利用する方法、手順の理解と演習による計算力の強化があれば十分対応できる問題である。対策する際には問題を解くだけではなく、その考え方の基礎となる内容の確認や別解の有無、時間配分なども含めて行う必要がある。

 

 

【英語】

 問題構成は例年通りであり、問題数や長文の字数も昨年度と大きな変化はない。

 大問1は放送問題3が対話を完成させる問題となっており、例年の傾向とは異なっていた。

 大問2は例年通りの問題形式で、代名詞の格やそれの指すもの、基本的な単語の意味や対話の流れ、文法の理解が問われた。出題頻度の高い間接疑問文も整序問題として出題された。

 大問3は例年通り分詞の空欄補充が出題された。

 大問4は例年通り会話と資料(グラフ)が出題され、問題文とグラフの数値の読み取り、発話者と発言内容の確認ができていれば得点できる問題が多かった。

 大問5も例年通り体験談に関する問題だったが、空欄補充問題の難易度がやや高かった。基本の知識があれば対応できるが、語順に惑わされず、本文から語句を見つけ、活用して補充することが要求される。出来事を順に並べる問題や内容合致問題は例年通りであるが、注がついているものの、本文が例年よりも読みづらい文章であったため、全体としての難易度も高くなったと思われる。

 

 

【理科】

 例年通り物理、化学、生物、地学からそれぞれ2問ずつの出題。しかし昨年度と異なり計算問題が多く、仕事の計算、溶質の質量、濃度、化学変化と質量、抵抗の大きさ、消費電力、圧力から出題された。

 特に水溶液と圧力の問題は公式を暗記しただけでは解けない、応用力が問われる問題だった。また、ゼニゴケとスギゴケの雌株・雄株の区別など教科書すみずみまでの知識が必要であり、昨年度までより難易度が上がったといえる。すべての問題が難しいわけではないが、高得点のためには十分な知識と訓練が必要だった。

 

 

【社会】

 地理、歴史、公民の3分野から大問2題ずつの出題であった。設問数に大きな変化はない。論述式の問題は、難易度の異なる8問が出題された。

 全体的に、基礎知識を問う問題、地図や資料を正確に読み取って判断する問題、与えられた語句を用いて知識を正確に表現する力を問う問題、解答に計算を伴う問題などがバランスよく出題された。

 地理では、指定された国の特徴をもとにその国の資料を選択したり、時差をもとに経線を特定する力や、中部地方の特色についての知識が必要であった。

 歴史では、時代ごとの基礎知識を問う問題だけでなく、一歩踏み込んだ内容の理解度、定着度を問う問題も出題された。

 公民では、人権、政治、経済などについて、基本的な事項を正確に理解しているかが問われた。

 

 

 

 

 
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