いわき市の小・中・高校生向け学習塾・進学塾

村田進学塾

0246-21-8080

効率的な例外

理数が得意な人や英語が苦手な人には、「英語には例外が多くて嫌」という人がいるのではないでしょうか。
 
たとえば単語のスペルは、全てルールどおりなら、そのルールを覚えればよいだけ。でも、ローマ字とは違うルールでアルファベットが並び、同じ発音でもスペルが異なる単語があるので、新しい単語に出会う度にスペルを覚えなければならない・・・。
 
だから覚えられない。だから英語嫌い。だから英語勉強したくない。だから英語勉強しない。だから覚えられない・・・・・・
 
では、単語のスペル覚えの壁が少しでも取り除けるようなアプローチをしてみましょう。
 
そもそもローマ字と英語のスペリングはなぜ異なるのでしょう??
 
両方とも、基本的な仕組みは同じです。ローマ字も英単語のスペルも”発音”をもとに表記しています。
つまり、我々がまずローマ字を間違いなく書け、読めるのは、日本語が話せるからです。
 
では、英語はどうでしょう?
正しい発音で単語を覚えているでしょうか。中3になっても”l”と”r”が区別できず、”カタカナ”で単語に読みをふっていないでしょうか。
 
大変残念ながら、学校やほかの塾の英語の先生でも、正しい発音で指導できる人は少ないです。そんなところにいて、あなたの英語力は上がるでしょうか?
 
12~13歳をこえると、外国語の発音の習得が著しく難しくなります。
英語に強くなりたければ、ぜひ早めに村田にいらしてください。
 
 
英語の発音全てができなくても、最低でも“l”の発音(上の前歯の歯ぐきに舌先を付ける)の発音や、”th”の発音(上の前歯と下の前歯の間から舌先を出し、息を出す)は身につけてください。
 
“l”の発音の単語のスペルは必ず”l”と書きます(look, like, low)。
スペルに”l”があれば、”l”の発音をします(例外:talk, walk, half)。
“th”の発音の単語のスペルは必ず”th”と書きます(thank, think, though)。
スペルに”th”があれば、”th”の発音をします(例外:clothes, asthma)。
 
まずは正しい発音で覚えることが大切です。
英語が話せない先生に師事することは、英語学習のスタートラインにすら立てていないことを意味します。
 
発音が分かってしまうと、おそらく多くのスペルのなぞが解けます。
発音とスペルの関係を覚えていけば、新しい単語が出てくるたびにスペルをノートに書いて覚えるなんてムダなことをせずに済みます。一切書いたことのない未知の単語でも、発音だけで書き起こすことができる単語も出てくるでしょう。
 
発音とスペルの関係を学習していくと、やがて次の壁を乗り越えなくてはならなくなります。
それは、スペルに「例外」が存在するということです。
 
ネイティブでも、小さな子供がlaughをlaffと書いたり、could’veをcould ofと書いたりすることがあります。これはあくまで発音から考えて書いているため。
成長過程で、laf(f)と発音しても、laughと書く例外的な単語があるということを自ずと学んでいきます。
 
日本の英語教育ではこの自然的な学習があまりにも複雑に、かつ適格でない講師によって指導されているがゆえに、英単語のスペルで苦しむ生徒が多いのではないかとも思います。
 
正しい発音も例外も分からないから、単語は1つ1つ書いて覚える・・・。
これではあまりにも効率が悪いですね。
覚えなければならない単語の数は100や200ではありません。
2000、3000、いえそれ以上です。
書いて覚えるなんてことをしていたら、書かずに覚えている生徒に勝てるわけがありません。
 
正しい発音とそのスペルが分かってこそ、その例外も分かります。
そして、例外は(「例外」というくらいなので)あまり多くありません
 
たとえば先に触れたtalk・walk・halfですが、この”l”は発音しません。しかし、発音しない”l”という分類として覚えることができます。数も多くありません。
発音しない”k”や”gh”も、高校生ならいくつか思いつくはずです。
 
中学校で絶対に覚えなければならない「不規則動詞」も、不規則といいながら、その活用にはパターンがあります。
 
つまり、ルールからはみ出てしまっている”例外”でさえもルールの中にいて、その”例外”と呼ばれる存在はそれほどいないので覚えるのが難しくないということです。
 
反対に、例外の存在がレアすぎて、簡単に覚えられてしまうものもあります。
たとえばcolonelという単語。これ、超レアです。たまにネイティブでも読めない人が・・・。カーネル・サンダースのカーネルで、「大佐」という意味です。ケンタッキーおじさんは大佐ではないのですが。
colonelのまん中の”l”は[l]と発音するわけでも発音がないわけでもありません。この”l”は[r]と発音するのです!
 
みなさんも例外的な単語、不思議な単語を見つけてみてください。そして、何が例外かを認識できるまでたくさん単語を学び、徐々に効率的に学習していきましょう。

 

 

 

 

お問い合わせ・お申し込みはこちらから








side_ttl01

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

     

 

 

村田進学塾