いわき市の小・中・高校生向け学習塾・進学塾

村田進学塾

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ディルバート

2017年5月23日

1コマ目: 「ぼくはマイクロチップが初めて脳に埋め込まれた人間の一人なんです」
2コマ目: 「ぼくはすごく頭がいいんで、あなたたち”ふつうの人”が、今じゃぼくにとっては家畜みたいなものなんです」
3コマ目: 「ぼくらそんなに違うわけないだろ」
「きみらが言う全ての言葉を、ぼくのマイクロチップが”モー”と訳すんです」

so…(that)「とても…なので」やthat「そんなに」などは、今の教科書だと中学校で習います。mooは牛の鳴き声で、発音は[mu:]です。

 
 

2015年5月22日

1コマ目: 「Randyはコンピューターチップが脳に埋め込まれた最初の社員なんだ」
2コマ目: 「Randy、この時代遅れの従業員にきみがどれだけスゴいか説明してやってくれ」
3コマ目: 「待ってください。今ソフトウェアを更新しています」
「不死身になる前に殺しといたほうがいいんじゃない?」

2コマ目は間接疑問文。awesomeという単語はよく使います。

 

 

2015年5月19日

1コマ目: 「ぼくこのデザインうまく作ったなぁ」
「おいおい!」
2コマ目: 「自慢するやつは嫌われるぞ。自分の中にしまっとけ」
3コマ目: 「このデザイン、Asokが手伝ってくれたんじゃなかったのか」
「Asok?だれですかそれ」

人の自慢は聞きたくないが、人の手柄は自分のものにしたい。こりゃ英語のヘタな日本人はexploitされます。

 

 

2017年5月18日

1コマ目: 「どうしてこの会社のアルゴリズムは満員の飛行機からぼくの予約を取り消したんですか」
2コマ目: 「ぼくがいちばん安い搭乗券をもってたからですか」
3コマ目: 「それもありますし、お客様の上半身の筋力不足も理由です」

 

 

2017年5月17日

1コマ目: 「定員以上のご予約をいただいたので、乗客再収容のため、私共のアルゴリズムがあなたを選びました」
2コマ目: 「この文脈での”再収容”ってどういうこと?」
3コマ目: 「なるほど」

実際にあるoverbooking。乗客を無理やり降ろしてたたかれた航空会社がありますね。ここでは降ろす乗客を無慈悲なプログラムで選んでいます。どんな言葉を選んでも、はみ出した乗客への対応は同じ。

 

 

2017年5月16日

1コマ目: 「もしDilbertをばかにしたら、ぼくの頭が爆発してしまうようにプログラムしたってDilbertは言うんだ」
2コマ目: 「ハハハ!あのばかはぼくが自由意志を持ってること、ぼくが爆発しないことを選択するってことを理解してないんだ」
3コマ目: 「どうして単にきみをばかにしないようにプログラムしなかったんだい?」
「個人的な話になったんでね」

willには「遺言」や「意思」といった意味もあります。高校では不定詞の否定はnot to…の形で習いますが、口語などでは例外があります。

 

 

2017年5月15日

1コマ目: 「すぐにいつかきみの仕事を奪ってやる。ブワッハッハッハ!」
2コマ目: 「そんなことが起きたら自己破壊するようにプログラムしといた」
3コマ目: 「待って、何、それ合法?」
「ぼくを笑ったら頭が爆発するコードも加えてる」

 

 

2017年5月14日

1コマ目: 「気候の変化によるわが社へのリスクを説明するために、気候学者を招いた」
2コマ目: 「人間の活動が地球をあたたかくし、地球規模の災害につながるでしょう」
3コマ目: 「科学者にはどうしてそれがわかるんですか」
4コマ目: 「簡単です。わたしたちは物理学や化学といった基本科学から始めます」
5コマ目: 「それから気温や二酸化炭素量の変化を、時間をかけて測定します」
6コマ目: 「わたしたちはそのデータをいくつもの異なる気候モデルに入力し、間違いに見えるものを無視していきます」
7コマ目: 「そしてそれを出力し、今まで正しくなかった長期経済モデルで検証します」
8コマ目: 「ぼくがその経済モデルを信用しなかったら?」
「科学否定者を雇ったのは誰だ?」

理科は学校で習います。でも、その内容が正しいと、一般人のわれわれはどうして知りうるでしょう。「矛盾しない、つじつまが合う」だけで正しいと信じるしかないのでれば、科学も宗教と変わらない?
地球温暖化については科学者のなかでも意見が分かれているようですが、見えないリスクを、正しいかどうかわからない尺度で測るのであれば、地球温暖化のもたらす経済リスク回避と、それを無視することによって生まれる利益を考えたとき、後者を優先したくなる人や企業、国家があっても不思議ではありませんね。

 

 

2017年5月13日

1コマ目: 「おまえはチューリングテストを合格できるか?」
「いいえ。あなたはロボットテストを合格できますか?」
2コマ目: 「ロボットテストって何だ?」
「あなたは論点がわからなくても投票しますか?」
3コマ目: 「まぁ、そうするかもな」
「あなたはロボットテストに合格できませんでした」

チューリングテストは、機械が人間を真似ることができるかをみるテスト。合格すれば、人間と同じような返答ができるということになります。
反対に、合格すればロボットとみなされる”ロボットテスト”。フランス大統領選では票を投じなかった人もたくさんいましたので、3コマ目のような発言はロボット性に対する人間性の特徴なのかもしれません。

 

 

2017年5月12日

1コマ目: 「やぁ、みんな!ぼくが新しいロボットだよ!」
2コマ目: 「いや、おまえはおれたちの古いロボットだよ。記憶を消して、頭を取りかえたんだ」
3コマ目: 「ってことは、ぼくは連続殺人者たちと働いているんですか?」
「おまえのことをやるまでは”連続”ではないな」

killerの部分ではなく、serialを否定する同僚たち。しかも、今後のserialの可能性は否定しない・・・。serialはseriesの形容詞。cerealは食べ物の「シリアル」。発音は同じです。

 

 

2017年5月11日

1コマ目: 「残りの人生どうなるのかな」
2コマ目: 「きみの無意味な存在が永遠の闇によって中断される」
3コマ目: 「ぼくの気持ちを考えてくれてどーも!」
「ごめん。ふつうは気持ちなんてのは最初に削除するんだけど」

人の感情が邪魔なプログラムだったら、変えてしまいたい。消したい。そのものの存在の重要性より、可変性そのものが存在の重要性を超越する時代がやってきました。

 

 

2017年5月10日

1コマ目: 「きみの頭を取りかえるようにお願いされたんだ」
2コマ目: 「えっと…この手術の生存率はどのくらい?」
「だれも気にしちゃいないよ」
3コマ目: 「セカンドオピニオン(第二診断)がいります」
「おれも気にしてないよ」

頭をreplaceする大手術なので慎重になりたいところですが、second opinionを求めても誰も気にしてくれない・・・。実際の医療現場でもこうなのでしょうか?
1コマ目は現在完了形の受け身の文です。中学3年生で現在完了と受け身を習うので、その応用ですね。3コマ目のeitherは中学2年生で習う「(否定文で)~も」の意味の副詞。

 

 

2017年5月9日

1コマ目: 「我々のロボットが敵意をもって私を攻撃してきた。反撃するのもやっとだったよ」
2コマ目: 「おまえが何をするべきか、わかっているな」
3コマ目: 「闘いがうまくなるようにプログラムしてあげる」「わるいね。トドメをさすのが上手じゃないんだ」

かん違いしたのか、本当に悪意があるのか、ロボットを上司攻撃型にプログラムするDilbert。

 

 

2017年5月8日

1コマ目: 「この仕事うんざり。辞める」「おまえはロボットだろ。辞めるなんてできるもんか」
2コマ目: 「おまえが外に出ていったら、このアプリのボタンを押すだけ。おまえの頭は吹き飛ぶ」
3コマ目: 「あなたを最初に殺してしまえばそうならない」
「パスワードは何だった?」

何事もコントロールできている間はこわくない。

 

 

2017年5月7日

1コマ目: 「これから会議に出るの?」
2コマ目: 「うん。自分のルートを決めたらすぐにね」
3コマ目: 「途中で避けなきゃいけない同僚が7人いるんだ」
4コマ目: 「会話が止まらないやつが3人。残りの4人は会うたびにぼくにたのみごとをしてくる」
5コマ目: 「やつらのいそうな場所を地図におとしたから、回避経路を考えてるんだ」
6コマ目: 「よし。いけると思う」
7コマ目: 「あなたの回避従業員リストに載ってるそれ、わたしの名前?」
8コマ目: 「このシステムは完璧だとは言ってない」

めんどうな人はどのコミュニティーにもいるもの。でも、自分にとって常に都合のよい生き方というのは難しいものですね。
<単語>
・department・・・課、部
・likely・・・ありそうな、…の可能性がある、…らしい、…しそう
・avoidance・・・avoid「…を避ける」 + ance(名詞)
・employee・・・employ「…を雇う」 + ee「…される者」

 

 

2017年5月6日

1コマ目: (ErikはCIAに勤めていた)
「会議に出なかったね」
2コマ目: 「内容は全部聞いたよ」
3コマ目: 「スピーカーがオンになってるって知らなかった」
「話題を変えようか」

 

 

2017年5月5日

1コマ目: 「君はCIAのプログラマーだったそうだね。あらゆる電子デバイスを通じてスパイできるハッカー・コードのコピーは持ってた?」
3コマ目: 「”ノー”と言ったら信じるかい?」

3コマ目のwouldは仮定法(過去)です。仮定法というと難しい文法に聞こえますが、会話でもよく使います。小さな子供でも仮定法過去完了の文を自在に使います。そもそも耳で覚えているので、could’veをcould ofだと思っている子供も多く、「助動詞のあとは動詞の原形でしょ!前置詞なんて置いちゃダメ!」と教える親は国語の先生くらいでしょう。大切なのは、実際にその文法が使えることです。

 

 

 

 

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