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品詞と片付け

 
「品詞」と聞いて、単語が思い浮かんだり、単語の分類や文型への結びつけができる人は、このページを読む必要はないでしょう。
 
品詞にあまり触れないクラスもありますが、文法の基本なので、品詞はぜひ覚えてほしいです。
 
品詞は国語でも扱いますが、英語の文法の品詞は国語の品詞よりシンプルです。
簡単に復習しておきましょう。
 
<英語の品詞>
●名詞……もの・ことの名前。主語、目的語、補語になる。pen, Sunday, catなど
●代名詞…名詞の代わり。主語、目的語、補語になる。you, it, themなど
●動詞……be動詞と一般動詞がある。文の(述語)動詞になる。am, was, run, sitなど
●形容詞…名詞を修飾する。補語にもなる。big, happy, tiredなど。
●副詞……名詞以外を修飾する。very, often, hereなど。※名詞を後置修飾することも。
●前置詞…後ろに名詞をともなう。in, on, with, of, thanなど。
●接続詞…語と語、句と句、文と文をつなぐ。and, but, so, because, whenなど。

 
 
いろいろな単語がありますが、種類分けすると、このようになります。
ほかにも驚きや感動などを表す感嘆詞や、a・an・the(冠詞)がありますが、英作文・読解に必要な品詞の知識はこれだけです。
冠詞は名詞しか修飾できないので形容詞の仲間です。
 
 
「品詞なんて勉強して何の役に立つの?」と思う人もいるかもしれません。
しかし、英語学習の効率化や、速く正しく英文を作り、読み解くには品詞の知識が必要なのです。
 
塾の授業では、TOPクラスだと、中2以降は英文の日本語訳に固執しなくなります。
瞬時に文構造を判断し、英語を英語のまま理解します。和訳というものは、英文の理解の後からついてくるものです。
和訳してからの理解では遅いですし、そもそも1語1語訳すという作業に慣れてしまうと、試験でも会話でも、実際に全く役に立ちません。
 
単語の意味は分かって当たり前。品詞も即座に把握できて、文意も理解できる。
または、未知の単語も、品詞や文構造の知識を使って推測できる。
試験では基本の単語の知識はもちろん、さらに多くの技能が試されます。
 
難しくきこえるかもしれませんが、単語をしっかり学習できている→単語の品詞も分かる→文が簡単に、速く理解できる→文中の分からない単語も推測できる・・・
という図式です。
 
 
 
このページでは「品詞」について書いていますが、上記のような「品詞」そのものの知識やその大切さを詳しく書くためのページではありません。
 
何をみなさんに伝えたいかというと、品詞に限らず、分類・整理・場合分けという作業は、学習や研究、仕事においてとても大切なことだということです。
 
「分類」はさらに細分化します。
高校では、形容詞は叙述/限定のほかに、常に後置修飾する特殊な形容詞も現れ、動詞には自動詞/他動詞、それぞれ完全/不完全を学びます。
 
ものごとをより正確に、秩序正しく機能させるには、ものごとの構成要素を把握し、適切に分類し、処理することが大切です。
違い』が分かるかどうか、何と何が「同じ分類」なのか、が分からないといけないのです。
違いが分かる繊細さ・敏感さと同時に、同類をまとめる整理能力が必要なのです。
 
これは、ほかの教科でも同じことです。国語も数学も、理科も社会もいっしょです。
 
 
教科に限らず、みなさんの私生活はどうでしょう?
 
地域のルールに従って、細かいゴミの分別ができているでしょうか。
「容器包装プラスチック」と「製品プラスチック」の違いが分かるでしょうか。
 
部屋の片付けはできているでしょうか。
服は整理してあるでしょうか。
本はきれいに並んでいるでしょうか。
机の中は?かばんの中は?ファイルの中は?
パソコンやスマホは、データを整理し、フォルダに入れているでしょうか。
用途や使用頻度、重要度に応じて、身のまわりのものを整理整頓できているでしょうか。
 
きれいに整理すると、今まで埋もれていた問題が見えてきたり、気持ちよく次の作業ができたりします。
 
ごみとごみでないものの区別ができるようになりたいですね。

 

 

 

 

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