2021 ふくしまトップインタビュー
令和3年1月15日(金)付の福島民報に、当塾塾長の村田寿和のインタビューが掲載されました。
あらゆる対策講じ塾生支援(R3.1.15 福島民報 掲載)
いわき市内で小・中・高校の児童、生徒の学習・進学指導を行い、いわきの進学校を中心に毎年、多数の合格者を輩出してきた。昨年、郷ヶ丘校を開講し、市内で八校舎を運営している。各教室に電子黒板を導入するなど、情報通信技術(ICT)教材を駆使した授業を行い、学習環境の充実を図っている。
昨年、国内で新型コロナウイルスが猛威を振るいだした。「塾生はもちろん、講師や関係者、誰一人として感染者を出すわけにはいかない」と、急ぎ対策に乗り出した。三月から全ての塾を休校にして、ビデオ会議システム「Zoom(ズーム)」や授業の動画配信など、あらゆる手段を駆使して指導を続けた。その後は各教室で感染対策マニュアルを徹底し、換気、手指消毒、マスク・フェイスシールド着用を実践させ感染防止に努めてきた。
講師陣の働き方改革にも着手している。「講師が健全な生活を送り、元気があれば質の高い授業を提供できる」と考え、定期的な健康診断を義務化し、授業の時間割を考え直して、できる限り規則正しい生活を送るよう促している。
「開校以来、三十年以上実施してきた伝統の夏期・秋期合宿だけは”密”を避けられないため諦めざるを得なかった。毎年百五十人以上集まってしまうので仕方ないが…」と悔しさをにじませる。それでも「学習塾は成績向上のためにある」との強い思いから、あらゆる安全対策を講じることで、受験を控える塾生の「正月特訓」だけは実施した。
今後、万が一の感染拡大に備えて「Zoom(ズーム)」などでのフォロー体制も整えている。今年の受験生に「健康に十分に気をつけて、最後まで諦めずに受験に臨み、合格を勝ち取ってほしい」とエールを送っている。