塾通信:令和5年10月号(第237号)
~実りの秋~ 合格に向かって受験勉強が本格化
10月を迎え、受験生にとっては最も大切な時期となりました。中学3年生は、夏期講習・受験対策集中特訓・新教研もぎテスト対策授業・単元別強化ゼミで、中学1年生から中学3年生の1学期までの総復習をし、基礎の確認から入試レベルまでの幅広く、密度の濃い内容を学習してきました。
また、9月5日からは「高専対策英数講座」と「eトレ講座」、9月16日からは「特別講座」で入試実戦の問題にも取り組んでいます。その結果が出始めるのが10月・11月の学校の学力テストや新教研もぎテストです。すでに学力テストや9月号の新教研もぎテストで、その成果が表れた人も見られるようになりましたが、成績が伸び悩んでいる、受験に向けて不安だという人も中にはいると思います。そこで、10月24日~28日を三者面談週間とし、新教研もぎテストや学校の学力テストの結果をみながら今後克服すべき教科・単元などについて、三者面談でアドバイスをしていく予定です。
この三者面談は全学年対象(高校生を除く)ですので、小学生や中学1・2年生にも実施します。学習の最難所といわれるこれからの学習に向けて、学習面はもちろん、日頃抱える様々な悩みに対しても、親身で適切なアドバイスをしていきたいと考えております。「実りの秋」となるべく講師一同全力を尽くしますので、何卒よろしくお願い致します。
これからも中学3年生には、中学3年生の内容を学習する通常授業、中1~中2の復習をしてもぎテストの学力向上を図るための特別講習、苦手な単元を集中して取り組むeトレ講座、特色ある高専の入試に対応するための高専対策などの学習指導と併せて、さまざまなサポートをしながら第一志望校合格に向けて、全力を注いで参ります。
また、高校3年生のみなさんにとっても、大学入学共通テストまで100日を切り、いよいよ大事な時期になりました。高校受験生と同様に高等部のスタッフ一同、第一志望大学合格を全力でサポートして参る所存です。
この時期は志望校やその他のことで、様々な不安や悩みが出てくると思われます。何かございましたら担任まで連絡を下さいますよう、お願い致します。
小学部だより
10月に入り、日もだいぶ短くなってきました。みなさんが塾の授業を終えて帰るころには、すっかり辺りも暗くなっていますね。徒歩あるいは自転車で通塾するみなさんは十分に気をつけて帰るようにしてください。
今月は、学習発表会や修学旅行などの大きな行事を予定している小学校が多いようです。塾でも学習発表会で行う劇や修学旅行で訪れる場所について話してくれる生徒も多く、胸を躍らせていることが伝わります。修学旅行などは一生に一度しかない行事ですから楽しんで欲しいものです。ただ、新型コロナウイルスだけでなく、インフルエンザも全国的に流行ってきているため、感染対策をしっかり行った上で参加するようにしてください。怪我・事故等にも気を付けて下さいね。
10月10日から中学準備講座が開講します。中学生の初回のテストは、その後の中学生活に関わるとても大きなテストです。そのテストで良い点をとるために必要なことが詰まっている講座になっています。ぜひご参加ください!
中学部だより
9月中旬から10月初旬にかけて2学期中間テストが実施されましたが、自分の目標としていた結果は得られましたか。
テストが終わると「時間が無くて、勉強不足だった」という声がよく聞かれます。ただ、本当に時間がないからできないのでしょうか。むしろ逆だと思います。時間があると思うから、無駄遣いするのです。学校や部活、食事や睡眠を除くと、自由に使える時間がどのくらいあるのかを正確に言える人は多くはないでしょう。平日は○時間、土日は△時間が自由に使える時間だと分かれば、やりくりしようと思うはずです。1日=24時間は、どの人にも平等に与えられています。しかし、時間の使い方によってはこうも差があるのかと驚くほど成果に違いが出ます。「時間があるときに勉強する」というよりは、「時間をつくって勉強する」という方針でないと時間は足りません。では、そのためにはどうすればよいでしょうか。
まず、1日の時間を細かく区切りましょう。学校が何時までで、帰ってから何分くらいで何をしてと、分単位で区切れば無駄な時間や隙間時間を可視化できます。無駄な時間を削っていくと、まとまった時間が意外と確保できます。 また、勉強場所は自分の家、塾の自習室などと固定しましょう。そうすることで「何時に○○へ移動する」と決められるので、移動時間や勉強を始める時間が考えやすくなりますし、気持ちも勉強モードに切り替えやすくなります。
教科書レベルの学習に、才能はさほど影響しません。どこで差がつくかといえば、「時間の使い方」です。時間の使い方には人それぞれ合う方法があると思います。しかし、無駄な時間を少なくすることが成績アップの近道であるのは間違いありません。効率だけを求めるのはあまり良くありませんが、ちょっとの工夫で何倍もの学習効果が得られるのならやるべきだと考えます。
さあ、来たる期末テストに向けてうまく時間を使って勉強しよう。
秋の受験対策集中特訓 開催決定!
10月を迎え、中3受験生にとって大切な時期となっています。そこで来月、「秋の受験対策集中特訓」を開催します。この集中特訓というのは、1つの科目・単元に絞って徹底的に学習し、攻略する講座です。冬休みを間近に控え、この受験対策集中特訓で気合を入れ直し、受験の冬を迎えましょう!詳しくは、同封の案内書をご覧ください。
・実施日程 11月25日(土)・11月26日(日)
・実施単元
①国 語 国語総合コース 実施校舎:平本部校
②数 学 関数・図形攻略コース 実施校舎:平本部校
③数 学 入試必答問題克服コース 実施校舎:中央台校
④英 語 長文読解コース 実施校舎:中央台校
⑤英 語 英作文コース 実施校舎:高等部
⑥英 語 英文法・単語基礎コース 実施校舎:泉校
⑦理 科 偏差値60突破コース 実施校舎:泉校
⑧個別学習 5教科弱点克服コース 実施校舎:ALFAS小名浜校
※新教研もぎテスト9月号、10月号の結果を精査の上、
原則、面談週間[10月24日(火)~28日(土)]中に
お勧めのコースを提示いたします。
※ご不明な点等ございましたら、
各校舎までお問い合わせください。
新教研もぎテスト 県内トップテン達成表彰式
平本部校の中3の山梨悠亘くんが見事、新教研もぎテストの7月号で県内7位、9月号で県内6位を達成しました。塾ではこの努力に対し、特別表彰を行い、功績を称えました。
トップテン入りを達成すると、下の写真のように、塾から賞状と盾が贈られます。皆さんも、県内トップテン達成を目指して、頑張りましょう!
10月・11月 行事予定
検定試験 予定表
ロボット・プログラミング教室だより
第77回 「Crefus(クレファス)が教育の中で目指すもの」
前回、前々回とプログラミング的思考についてお伝えしてきましたが、今回はあらためてCrefus村田進学塾がロボット・プログラミング教育の中で目指しているものをお伝えします。
Crefusが目指すもの
Crefusは、ロボット製作を通じ子どもたちの好奇心を喚起させ、高度な理数系の知識を楽しく学ぶことができる日本初の教室としてスタートしました。それ以来すべての授業において「ロボット製作やプログラミングを通じて、様々な問題を解決する力を育てる」ための学習を行ってまいりました。
今、2025年から大学共通テストの教科に「情報」が新設されることに決まり、主要教科に並ぶ教科として「情報」が重要視される時代になりました。「情報」は単なるプログラミング知識や技術の習得ではなく、情報技術の活用による「問題の発見・解決」と情報社会への主体的な参画を目標とした教科です。
これは、これからの子どもたちに求められる力である「情報リテラシー×問題解決力×社会参画力」をロボット製作を通じて育んでいるCrefusの学びそのものであり、Crefusが目指すものになっているのです。子どもたちはただ授業に参加し、与えられた課題を試行錯誤しながらクリアすることで自然と「情報リテラシー×問題解決力×社会参画力」を身につけていきます。毎回の授業が「情報」の能力を鍛えるための最高の場なのです。
Crefus村田進学塾の今
Crefusでは秋の発表会に向けた地雷除去ロボット(ゴールド)、ダンスロボット(シルバー)、レスキューロボット(ブロンズ)、サッカーロボット(kicks)の製作を行っています。与えられたルールの中でいかにロボットを思うように動かすことができるかに挑戦していくものです。kicks以外のコースは今現在、基礎を終えて応用を利かせた独自のロボットやプログラムをつくって動かす作業を行っております。9月の末には発表会を開く予定です。Kicksは10月末の発表会に向けて今も一歩ずつ進んでおります。
ALFAS Journal
スズムシの合唱が響き渡る10月になりました。少しずつ気温も下がってきているのを肌で感じ、紅葉も見られる今は一年の中でも比較的過ごしやすい季節かと思いますので、学習においてもぜひ実りある日々を過ごしたいところです。
さて、2学期最初の定期テストも終わりましたが結果は如何でしたでしょうか。1学期と比べると、だいぶ学習内容が難しくなってきたことを実感したと思います。特に1年生はそう感じたはずです。2学期なら2学期の内容だけ覚えればいいという訳ではなく、1学期にやった内容をしっかり理解した上でないとついていくのが難しくなってくるため、夏の間にしっかりと復習をしたかどうかの差はやはりこの時期に明確に表れてしまいます。それはこれから先の勉強についても同じなので、今サボったぶんは後から必ず自分自身に返ってきてしまいます。後から辛い思いをするのは嫌ですよね。
大切なのは、勉強する事を習慣づけてしまう事です。みなさんにも普段の生活の中で、「この日はこれをやる、この時間はこれをやる」と習慣として身についていることがあると思います。極端な例で言えば、お風呂には毎日入りますよね。それは誰に言われなくても習慣としてそうなっていて、そうするのが当たり前だからそうしているはずです。勉強を生活に組み込んでしまえば机に向かう事にそこまで苦痛を感じなくなります。「それが出来たら苦労しないよ!」と思うかもしれませんが、始まりは少しでいいんです。いつも何となく過ごしていた15分くらいを、学校の復習に充ててみる。明日も明後日も、その15分だけは意地でも実行する。それを繰り返していると、そのうち15分の勉強が大して苦ではなくなってきます。慣れとはそんなものなんです。きっとみなさんも、受験直前になったり、将来の夢が明確に実感出来るようになったりすれば自然と努力をするようになります。「あの時もっと頑張っていれば…」とならないように、一日のうちの少しの時間から、勉強の習慣化を始めてみませんか?
復習が重要です!
3年生は9月から特別講座が始まっていますが、その復習はできているでしょうか。特別講座には「中1・中2の内容の復習」が含まれていますが、ここまでの授業で「分からないことがいっぱいあった!」と気付いた人もいるでしょう。その内容は入試で問われることも十分あり得ます。「分からない」となったときにそれを放置すると入試でその問題が出たときに得点できなくなります。
逆にその個所をここで復習して分かるようにすればそこを入試で得点源とすることも可能なのです。
1年生2年生も中間テストの復習に取り組みましょう。習ったばかりのことを定着させるには最適です。
高等部Times
10月になりました。今月は大学入試の入試区分について説明をしたいと思います。最近は年内に合格が決定する年内入試(総合型選抜・学校推薦型選抜)が人気です。第1志望校を複数回受験できるチャンスととらえて年内入試に挑戦することも選択肢に入れておくと良いでしょう。
総合型選抜や学校推薦型選抜で受験する場合は、不合格の可能性を考慮して、一般選抜に向けて学習を続けていく必要があります。総合型選抜・学校推薦型選抜と一般選抜の両方の準備をしていくことは簡単ではありません。総合型選抜・学校推薦型選抜の方が一般選抜よりも募集定員は少なく、倍率も低くはありません。総合型選抜・学校推薦型選抜を受験しようとする場合は学校や塾の先生に必ず相談するようにしましょう。
高等部Times 特別号(高校へ進学する皆さんへ)
10月になり、中学3年生の皆さんは受験に向け学習の日々を送っていることと思います。毎日の学習に疲れを感じたり、毎月行われる学力テストや新教研テストの結果に一喜一憂したりすることもあるでしょう。それでも頑張れるのは、自分が決めた志望校に合格するという目標があってのことだと思います。今回は、皆さんがどのような高校生活を送りたいかを考え、学習への意識を高める機会になればと思い、現在の高校生の生活や勉強、その先にある大学入試について簡単にお伝えしたいと思います。来年度は受験生になる中学2年生、そして中学1年生の皆さんも、いつか考えることですので、この機会に少し高校について考えてみましょう。
学校で学習する教科や量が違う
高校1年生の中間テストの科目は、国語(現代の国語・言語文化)、数学(数学Ⅰ・数学A)、英語(コミュニケーションⅠ・論理表現)、理科(物理基礎・生物基礎)、社会(歴史総合・地理総合)の合計10科目もあるんです。しかもこの中の多くは大学入試に使います。学習の量を教科書のページ数で比べると、数学なら、中学3年生の教科書が約200ページに対し、高校1年生は数学Ⅰが250ページ+数学Aが200ページで合計450ページとボリュームたっぷりです。
部活動が盛んでイベントも多い
高校の部活動には、ラグビー部や弓道部、演劇部、自然科学部など中学校ではあまり見かけない部活動があります。どの部活動も盛んで、練習試合や遠征なども多く、大会も規模が大きくなります。
学校のイベントには、大学見学会や医療フェス、3泊4日の修学旅行、文化祭、体育祭などがあり、盛り上がり方が中学校とは一味違うものとなっています。
高校生活を充実したものにするためには
高校生活では勉強と部活動などの学習以外の活動の両立が必要になります。
好きな部活動に思いっきり打ち込むためには成績の維持、向上が必要不可欠です。高校ではテストの結果が悪いと補習や再テストが行われ、それらを受けるときには部活動に参加できないこともあります。また、大学受験では「評定平均」の影響を大きく受ける選抜方法があり、これには1年生の最初のテスト結果から含まれるので、3年生から頑張っても手遅れになることもあります。つまり、高校1年生から大学入試は始まっていると言えるのです。
いわき地区の高校の大学進学状況は決して楽観できるものではありません。将来なりたい自分を実現するために、高校入試を突破するために、突破した後の高校生活を充実したものにするために今できることをしっかりと頑張りましょう。