過去は変えられるでしょうか?
それとも変えられないでしょうか?
今までに映画やドラマ、アニメなど様々なところで
言われていたかと思われます。
鳥山明氏の『ドラゴンボール』では、現在と過去は
別の世界なので過去が変わろうが現在には影響しないという形で物語が書かれています。
実際にトランクスのいた未来の世界と悟空が生きている過去の世界では異なった流れとなりましたね。
『ドラえもん』では、未来から過去にドラえもんが
やってくるわけですが、ドラえもんとのび太がその時、その時にどのような選択をするかで静ちゃんとの関係が変わっていますね。
静かちゃんと結婚する将来もあれば、ジャイ子と結婚する将来もある。
その時ののび太の選択や周りの状況で変わっているわけですね。
これは過去は変えられるという前提のもとに物語が成り立っていますね。
また映画『タイムマシン』では、
恋人を不慮の事故で失った主人公が、恋人を取り戻すために
過去に戻ろうとタイムマシンを作ったが、その主人公に対してある人物が次のように言っています。
「エマの死がタイムマシンを生んだ。
彼女が生きていたらタイムマシンは存在しない。
ないはずのマシンでどうやって彼女が救えると?
お前の悲劇は今の状況(=主人公がタイムマシンを作った状況)に
必要不可欠なのだ。」
映画『タイムマシン』アメリカ 2002年製作より
つまり、ここでは過去は変えられないと言っているわけですね。
このように、その物語によって過去は変えられるか変えられないかが異なるわけです。
皆さんはどう思いますか?
私はというと、今のところは映画『タイムマシン』の考えと同じ思考です。
私を説得できるだけの新たな考えが出てくるまでは。
記者:小林