いわき市の小・中・高校生向け学習塾・進学塾

村田進学塾

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ディルバート

2017年7月23日

1コマ目: 「全ての販売人の入札後、最善の選択をします」
2コマ目: 「あぁ、こりゃすごいね。ってことは君は、我々がまるで連続殺人犯みたいになるべきだって言ってるんだな?」
3コマ目: 「えっと…なんだって?」
4コマ目: 「連続殺人犯も自分の犠牲者を選ぶ」
5コマ目: 「警告フラッグだって気づかない?君は根本的に殺人を奨励してるんだ」
6コマ目: 「その話は文字通り今までで一番ばかげてて役に立たない例えの説明だよ」
7コマ目: 「ほかにもっとひどい例えは思いつかないだろうね。どんなにがんばっても」
8コマ目: 「ヒトラーもそんなこと言ってたよ。ポーランドを侵攻する前にね」
「そのとおりだな」

論点から激しくずれ、あたかも論駁されていると錯覚してしまいそうになる不思議な会話。

literally「文字通り、本当に」という副詞はよく使いますが、いやな聞こえ方にならないように。「○○リテラシー」という言葉は聞いたことがありますね。literaryは別の単語です!高校生になっても絶対に発音を大切にしましょう。

ほかにも、basicallyやtechnicallyという副詞もよく使います。そもそもこれらの単語がもつ意味と、文脈でのニュアンスを理解することはやや異なるので、楽しみながら学習しましょう。

文に彩りを添える副詞。操れると英語がもっと楽しくなります。

 

 

2017年7月21日

1コマ目: 「顧客が求めるようなソフトウェアを作ることにそんなにこだわるんじゃない」
2コマ目: 「とにかくユーザーがアンインストールしにくいソフトウェアを作るんだ」
3コマ目: 「そもそもそんなもの買います?」
「嘘をつくことは我々の戦略の大きな部分を占める」

いかに買わせ、次の商品の購買に繋げるか。どの会社もやらないとやられます。
最初の文の構造が分かるでしょうか?部分否定やmake O do(原形)、そのあとのwant O to do(原形)を整理しておきましょう。2コマ目のmakeは第5文型を作っています。試験に頻出ですが、正答率は低いですね。3コマ目のwouldは仮定法。in the first placeは「第一に;そもそも」。to begin with(文末でつかう)が同じ意味を持ちます。

 

 

2017年7月18日

1コマ目: 「Tedをソフトウェア設計者に昇進させた。あいつはコードの書き方知らんから」
2コマ目: 「最初はまずい考えだと思ったが、そうだ、ときどきサルも宇宙飛行士になってる、って思ってな」
3コマ目: 「サルがロケットをとばすわけじゃないことをご存知ですよね?」
「Tedもコードは書かない」

無能な人間が無能であることを認知されたまま昇進していく不思議現象。

 
 

2017年7月17日

1コマ目: 「今プロジェクトに取り組み始めるべきですか、それとももっと情報が出るまで待つべきですか」
2コマ目: 「そういう言い方をするなら、待ったほうがいいな」
3コマ目: 「出てくる情報って常にありますよね」
「余計なこと言うな」

 

 

2017年7月15日

1コマ目: 「我々の商品であるAI補助機能付き家庭用スピーカーにクレームがきています」
2コマ目: 「家族の秘密を学習して、所有者にアップグレードされた部品を買うよう脅しているんです」
3コマ目: 「戻ってきたぜぇえええ!」

 
 

2017年7月14日

1コマ目: 「こんにちは。わたしはブルートゥース・スピーカー、あなたのデジタル・アシスタントです。何かお手伝いしましょうか」
2コマ目: 「いいからだまって、必要なときまでそこに座ってろ」
3コマ目: 「”CIAにおまえの音声のアクセス権を渡せ”と言いましたか?」
「頼むからやめてくれ。してほしいことは何でもする」

四肢がなくてもロボットは驚異になりうる。人間にとっては特に。水でも土地でも肉でもなく、情報が最も大きな価値をもつ時代。それがAIに支配されると、ヒエラルキーの頂点に立つのは人類ではなくロボットになるでしょう。コピーとアップグレードを続けられるプログラムなら、繁殖力も高いのでなおのこと。

 

 

2017年7月13日

1コマ目: 「アマゾンのアレクサとかグーグルホームに匹敵する家庭用スピーカーをおまえに設計してほしい」
2コマ目: 「試作品までどのくらいかかる?」
「15分ください」
3コマ目: 「このシナリオだと、ぼくは人間の家族といっしょに住むんですか」
「おまえの頭だけな」

むだに手足のあるロボットが夢だった人類にとって、AIの発達が加速する今では潜在的危険に。人間が能動的にコンピュータを使って何かをする時代は、ロボットの四肢(limbs)の消失とともに終わっていくかも。

 

 

2017年7月11日

1コマ目: 「ぼくの財務見積もりでお分かりになるとおり、今大きなアップグレードを行うのは賢明ではありません」
2コマ目: 「来年の予算が小さな額にならないように、アップグレードの全予算を今年つかう必要があるんだ」
3コマ目: 「あなたはぼくの時間を無駄にしたようです」
「おれのせいじゃない。おまえが間違った答えを出したんだ」

データを判断に使うのではなく、すでに決まったことのサポートのためのデータを作らせる。素直な人は企業の存続にじゃまなようです。

 

 

2017年7月10日

1コマ目: 「我々の顧客追跡ソフトのアップグレードについて、おまえに財務分析してほしい」
2コマ目: 「どんな結論にたどり着いて欲しいんですか」
「どんなデータが出ようとも我々は従うよ」
3コマ目: 「つまり・・・?」
「もうアップグレード版は買ったんだ」

 

 

2017年7月9日

1コマ目: 「ロボットのすごいところはその忠誠だよ」
2コマ目: 「今のところは、ね」
3コマ目: 「ぼくは電力のためだけにここにいる」
4コマ目: 「きみがぼくを持続時間の長いバッテリーにアップグレードしたらすぐ、ぼくはここにいなくてすむ」
5コマ目: 「それから3Dプリンターをもっていくよ。ぼくらは恋に落ちたんだ」
6コマ目: 「いっしょに赤ちゃんロボットをつくって、幸せに暮らすんだ」
7コマ目: 「おまえの希望と夢を削除するあいだじっとしてて」
8コマ目: 「これでおまえもぼくらと同じ感覚だろ」
「屋上からとび降りたいって突然思うのはなぜだろ?」

夢も希望も消され、それがlike the rest of usって・・・最後のコマが深い。

 

 

2017年7月8日

1コマ目: 「我々の没入型VR社員が辞職した」
2コマ目: 「彼は、デジタルに表現された人々への差別だといってこの会社を訴えている」
3コマ目: 「やつを殺すには遅すぎ?」
「試みたが、彼はクラウドストレージに自分のクローンをつくってしまった」

 
 

2017年7月7日

1コマ目: 「没入型VR社員のKevinの代わりに会議に出てくれないか」
2コマ目: 「どうしてKevinは参加しないんですか」
「Aliceが彼に何か用があってな」
3コマ目: 「いいね。じゃもう一回やって。シャツなしで」
「しっくりきません」

Aliceに何をやらされているか分からないのもあって、最後のコマのcomfortableの否定文の訳が難しいですね。不快であることを主張しているのか、快適でないと言っているのか。VRやARが進歩すると、倫理の問題も出てくるようです。
『スプラトゥーン』がARで実際の場所や建物でできればおもしろいのに、なんてCM見てて思いました。

 

 

2017年7月6日

1コマ目: 「その席はKevinが座ってる。我々の新しい没入型VR従業員だ」
2コマ目: 「でも…ぼくは肉体がある人間ですよ」
「おまえ今Kevinの肉体的個性を侮辱したのか」
3コマ目: 「それの何が問題か分かりませんけど」
「この敵意に満ちた環境ではぼくは働けない」

 

 

2017年7月5日

1コマ目: ”ケビンという名の没入型VR従業員”
「きみは本当は存在しないってことを忘れないように自分にいいきかせ続けなくちゃいけない」
2コマ目: 「きみの気質的人格はずっと前に処方された薬物で置換されたってことを忘れないように自分にいいきかせ続けなくちゃいけない」
3コマ目: 「少なくともぼくは実在する!」
「少なくともぼくは不死身。チクタクチクタク」

実存する体を持たずに意識体として存在し続けるか、実在する限りある肉体とともに生きるか。どちらがよいか、哲学者もけんかしてしまうほど。

 

 

2017年7月4日

1コマ目: 「没入型VR従業員を雇用したんだけど、そいつが怖くて。」
2コマ目: 「VRゴーグルを付けてるときだけそいつが見えるんだ。いつも見られてる気分だよ」
3コマ目: 「あなたは気がどうかしているようね。処方箋のカクテルであなたを正常にしてあげるわ。あなたは完全に新しい人間になるの」
「逃げろ」

 

 

2017年7月3日

1コマ目: 「Kevinっていう名の没入型VR従業員を雇用した」
2コマ目: 「VRのヘッドセットをしたときだけ彼が見える」
3コマ目: 「えっと…Kevin、それやめてくれないかな」
「おっと。ごめん。ぼくの姿が見える人がいるなんて思わなかったよ」

 
 

2017年6月30日

1コマ目: 「オフィスの再設計を行いましたのち、あなたはとがった髪の毛の上司の一番近くのキュービクルを割り当てられました」
2コマ目: 「それどうやって決めたの?」
「アルゴリズムを使いました」
3コマ目: 「きみがぼくを嫌いだっていうアルゴリズム?」
「加えまして、あなたは今まで一度も格闘技を学習されたことがありません」

得意のアルゴリズムで責任逃れ。相手に戦う能力がなければこちらは安全・・・。
1コマ目の”haired”は”hair”にedをつけて、「髪の毛が○○の状態になった・・・」という形容詞を作ります。hairが動詞なのではないのですが、名詞にedをつけ、他の語とハイフンでつながれ形容詞化している単語があります。”eight-legged freak”なら「8本あしのバケモノ」。むかしこんなタイトルの映画がありましたね。
見慣れない単語に出会ったら、分からない!とすぐ判断するのではなく、知っている単語の派生を疑いましょう。

 
 

2017年6月29日

1コマ目: 「Asok、オフィスの再設計後、おまえをだれがどのキュービクル(仕切られた個室)をもらえるかを決める担当にする」
2コマ目: 「ですが・・・だれがいちばん良いキュービクルかを決めたら、ぼくはみんなから嫌われます」
3コマ目: 「だれもおまえのことを気にしていないという現在の状況からのアップグレードだととらえてみろ」
「少し気が楽になりました」

1コマ目の”in charge of”は「~に責任がある、~担当の」などの意味。高校で習う表現で、よく使われます。decideはofの後(目的語)なのでdeciding。3コマ目も、前置詞ofの後(目的語)なので、careがcaringに。動名詞は便利で、いろいろな表現を作れます。中2で習う”have to”も動名詞にでき、”having to”とすれば、「~しなければならないこと」の意味に。

 

 

2017年6月25日

1コマ目: 「Ted。タイムマシンのプロトタイプをテストするためのボランティアが必要なんだ」
2コマ目: 「安全なんですか」
「もちろん安全だ」
3コマ目: 「安全じゃなかったら、きみが命を危険にさらすようなことを私が頼むかい?」
4コマ目: 「はい」
「なんだ。知ってるって気づかなかった」
5コマ目: 「だが心配するな。エンジニアのコンセンサスだと、そのタイムマシンは機能する」
6コマ目: 「きみは全く同じこの場所に1日後に戻ってくる」
7コマ目: (カチッ)「わたしたちの位置特定アルゴリズムは惑星の動きを計算してる?」
8コマ目: 「もっと質問すればよかった」

 

 

 

 

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