2022 ふくしまトップインタビュー
令和4年1月15日(土)付の福島民報に、当塾塾長の村田寿和のインタビューが掲載されました。
生徒の自己実現の夢を応援(R4.1.15 福島民報 掲載)
今年で開講三十五年を迎えた。いわき市内で小・中・高校の児童、生徒の学習・進学指導を行い、進学校を中心に、毎年多数の合格者を輩出してきた。市内で八校を運営、十六人の講師が約四百人の生徒を厚くサポートしている。
「卒業生」の出会いは、かけがえのない「宝物」だ。当時、教えていた生徒は、多方面で活躍している。現在、同塾の顧問弁護士も、卒業生のひとりだ。
取り巻く学習環境は、大きく変わった。迅速の対応するため、各教室には、電子黒板を導入した。情報通信技術(ICT)教材を駆使した授業は定着しつつある。一方、コロナ禍の影響により、環境の変更を余儀なくされた。昨年の夏からは、ビデオ会議システム「Zoom(ズーム)」や、動画配信サイト「YouTube(ユーチューブ)」を使い、画面を通して、生徒を指導し元気づけた。出欠や進捗状況の確認など、課題も多かったが、「高専対策の授業をZoomでもやっていることをホームページで見た」という大分県の高専志望の中学生から問い合わせがあり、「オンライン」による体験授業を行った。「オンライン授業」利点が最大限に発揮され、「時代の流れは、大きく変わった」と痛感した瞬間だった。
開校以来実施してきたのは、伝統の「夏期・秋期合宿」だ。二年連続で中止となったため「追い込み時期の集中力に差が出る」との思いから、受験生を対象とした「正月特訓」は実施した。「本番に強い精神力が養われた」と感じている。
現在でも、週に二日は教壇に立つ。「逆に、パワーをもらっている」と話す。「このような時代だからこそ原点に戻り、一人ひとりに寄り添った教育・指導をしたい。生徒の自己実現の夢を今年も応援する」と抱負を語った。