2023 ふくしまトップインタビュー
令和５年１月１３日（金）付の福島民報に、当塾塾長の村田寿和のインタビューが掲載されました。
先を見据え指導力高める（R５.１.１３ 福島民報 掲載）
「一人ひとりに心のこもった教育を。」この教育理念を基に、これまで多方面で活躍する約２，５００人の卒業生を輩出してきた。現在はいわき市内で７校舎を運営、約３５０人の生徒をサポートしている。
開校以来、受験と学力テスト対策のための「正月特訓」に注力している。元旦から３日まで、中学３年生を対象に約１５時間にわたり、５教科をテーマごとに徹底的に学習する。制服で参加するため「本番に強い精神力が培われる」と高い評価を受けている。
ここ数年、受験生を取り巻く環境や授業の進め方が急激に変化し、対応力が問われるようになった。電子黒板への切り替えに、いち早く取り組んだ。コロナ禍で多くの生徒は不安を抱えるなど困難な状況が続いているが、デジタル環境を活用することで多方面から支援している。
現在の授業は、ほぼ「対面型」に戻っている。「講師が生徒の表情を見ながら触れ合い、適切に指導できる」とメリットを説く。生徒同士の絆が生まれるとともに、緊張感が保たれることで自然と集中力が高まり、保護者からも喜ばれている。
「最近の生徒を見ていると、受験が終わってしまえば燃え尽きてしまうケースが多い。合格したことで安心してしまい、急にレベルが下がってしまうのは残念だ」と危惧し、「合格したら終わりではない」と教えている。志望校に合格したら次に何を学びたいのか、それを生かし将来はどんな職業に就きたいのか、明確な方向性を導き出すのが責務だと考える。「単なる受験テクニックを教えるのではなく、『自身の設計図』を早い段階から描いていけるよう、一歩踏み込んだ高レベルの指導力を磨いていく」と前を向く。
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