塾通信:令和2年11月号(第202号)
来春の県立・私立高、募集定員決定!!
去る10月16日(金)、県教育委員会より来春の県立高校の募集定員が発表されました。全日制の定員は12,670名で、今春より560名少なくなりました。いわき地区では、平商業の情報システム学科が40名減、勿来工業高校の電子学科の募集が停止されました。また、小名浜高校といわき海星高校が統合し、小名浜海星高校となります。昨春から県立高校の入試制度が変更され、全ての生徒に学力試験が課されています。新しい入試制度になって2度目の受験ということで、今まで通り、厳しい競争になるものと予想しています。受験生はこれまで以上に志望校合格への思いを胸に、受験勉強に一層励むことが重要です。来春の県立高校入試は、前期選抜の学力検査が令和3年3月3日(水)に実施され、面接や小論文・実技等は、学力検査後から3月5日(金)の間に行われます。3月15日(月)に合格が発表されます。後期選抜は面接を3月22日(月)に実施し、23日(火)に合格者が発表されます。
また、私立高校の募集定員も発表されました。茨城キリスト教学園高校の定員が40名減となりました。来春も、いわき秀英高校は、県立高校と併願可能とのことです。
このように受験スケジュールがはっきりし、受験生にとってはこれからが第一志望校合格に向けての正念場です。入試までのスケジュールを逆算して学習計画を立て、合格に向かって頑張って下さい。
県立
私立
小学部便り
11月に入り、ぐっと寒くなってきました。吹く風も冷たく、手や唇がかさかさして空気が乾燥してきたことを実感します。風邪をひきやすい季節になりましたから、早寝早起きと手洗いうがいの習慣で体調管理に努めましょう。授業中にしっかり集中し学習に取り組むためにも、生活のリズムを整えることが大事ですね。
10月の前半に、算数の授業で「百問計算2020 秋の記録会」を実施しました。算数の授業の際に必ず行っている「計算練習」の成果を確かめるものでした。ひとえに成果といっても様々なものがありますが、この大会で求めていたのは「速度」と「正確性」です。よって、何分何秒で計算を終えるか、何問正解したかを問うものでした。たし算30問、ひき算30問、かけ算40問、合計100問を、算数の授業の時間を利用して行いました。皆少しでも自己ベストを出そうと一生懸命取り組んでいました。
3月にも「百問計算大会」を予定しています。それまでの約半年間、今大会の結果を上回れるよう、しっかり練習をしておきましょう。期待しています!
中学部便り
学習内容が比較的難しいと言われる2学期も終盤にさしかかり、期末テスト直前です。前回の中間テストよりも良い結果を残せるように頑張りましょう。
さて、前月号では「時間の使い方」についてお伝えしましたが、今月はその時間の中で「集中して勉強する方法」についてお話したいと思います。集中して勉強するにはいくつかのコツがありますので、是非参考にしてください。
① 誘惑するものを片付ける
家で勉強する場合、勉強に関係のないスマホやマンガなど誘惑につながるものは視界に入らないようにしましょう。特にスマホは、集中を妨げる一番の要因になりますので、電源を切りましょう。
② とりあえず問題集を開いてシャーペンを持つ
人間は「行動すること」でやる気が湧くのだそうです。勉強という行動を起こしさえすれば、ドーパミンが分泌され、やる気が湧いてきます。
③ 眠くなったら寝る
頭や身体が疲れていると、どうしても集中が途切れやすくなります。どうしても眠い時は20分前後の仮眠を取るのがおすすめです。
④ 勉強する場所を変えてみる
テスト勉強をする場所を変えてみると集中できることもあります。塾の自習室は、勉強を頑張る仲間がいて刺激になるだけではなく、自然と勉強モードに切り替えられる学習スペースですので、積極的に利用しましょう。
定期テストの勉強だけではなく、受験勉強にも応用できるのでぜひ試してみてください。
受験対策集中特訓 開催!
11/1(日)と11/3(火・祝)に、「中3 受験対策集中特訓 ~自分を変える2日間~」が開催され、154名の中学3年生が参加しました。
例年ですと、この時期に秋合宿が開催されるのですが、新型コロナウイルス感染の影響で実施できない分、同じ内容で、平本部校、郷ヶ丘校、中央台校の3校舎に分かれて行いました。
短時間で効果が出るように、科目・単元を絞り、英語「長文読解コース(3クラス制)」、数学「関数コース(2クラス制)」、数学「入試必答問題克服コース(1クラス制)」、国語「文章読解・古文コース(1クラス制)」、英数「基礎徹底マスターコース(1クラス制)」の5コース・8クラスに分かれ、それぞれ選択したコースでの徹底した学習で理解を深めました。
1日約10時間という、今まで経験したことのないような勉強時間に、途中、疲れが見えた参加者もいましたが、授業の最後には、皆、充実した表情で帰宅していきました。
毎年行われている秋合宿では、直後の新教研もぎテストで飛躍的に成績が向上する生徒が多数見られます。今回の集中特訓でも、同様の結果が得られると期待しています。今後の新教研もぎテストや学力テストの結果が楽しみです。
今回の集中特訓で学習した内容をしっかり復習し、今後の受験勉強に活かして下さい。
中3 10月号 新教研もぎテスト結果
※ALFAS小名浜校は受験者が少なかったため平均点を算出していません。
11月・12月 行事予定
※塾内行事予定は、都合により変更になる場合があります。
令和3年度 福島県 県立高等学校 入学試験カレンダー
ロボットプログラミング教室便り
第42回 「Crefus(クレファス)村田進学塾の授業について」②
今回もロボット・プログラミング教室の説明を行います。2回目となる今回は授業の流れとKicksについて説明いたします。
Crefusの授業の流れ
基本的な学習の進め方は下の図の通りです。
まずはワークシートで基本理論を学びます。
そして、ロボット製作をし、学んだ理論をもとにプログラミングを行い、課題の通りに動かします。課題の通りに動かなかった場合は、ロボットの改良やプログラムの修正を行い、再度課題に挑戦します。成功するまでこれを繰り返します。プログラムの数値が少し異なるだけでまったく違った動きをしますので、何度も繰り返しながら最もスムーズな動きを作り出します。難しい回になると90分1回では終わらず、次回まで持ち越すこともあります。
これがロボット・プログラミング教育の授業の流れです。
何度も繰り返すという作業が、諦めない心を育てます。試行錯誤しながら正しい動きを作り出すという行為が考える力を養います。さらには以前お伝えした通り、どのような手順を踏んでどう組み立てていくかを論理的に考えていくことでプログラミング的思考を養います。
ロボット・プログラミング教育はこのような作業の中で子供たちを育んでいます。
Kicksについて
Kicksは小1~小2生向けのジュニアエリートコースです。小3からの Crefusコースと比べると多少プログラミングは簡単になっておりますが、
その分色々な知識を学びます。「てこの原理」や動物のからだ、ギアに ついてなど高学年で学ぶようなこともこの段階で学習していきます。
1回50分なので、低学年でも集中して取り組める時間となっております。
体験はいつでも可能です。ご希望の場合は中央台校(℡:0246-88-9034)までご連絡ください。
高等部Times
大学入学共通テストまであと約2か月となりました。塾では共通テストの学習を中心に行っていますが、私立大学を併願する人は私立大学の過去問の学習へと移る時期です。出題傾向の把握が最重要課題です。担当の先生の力を借りて進めていきましょう。高1高2生は定期テストの勉強・反省を最優先し、着実に実力を蓄えていきましょう。
今月号は、私立大学の入試方式・受験方法について紹介します。私立大学では複数の入試方式があります。入試方式によって定員数が異なります。併願校を考えるときに必ず確認する項目です。
共通テスト利用入試
共通テストの得点結果を合否判定に用いる。共通テストを受験するだけで、複数の私立大に出願できる。個別試験と共通テストの合計点数で判定するタイプもある。
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全学部日程入試
学部別の入試日程とは別に、全学部が同日に共通の問題で試験を行う。学部別の入試と併願することで同じ学部・学科の併願ができ、他大学との試験日の重複を避けることが可能。
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得意科目重視型入試
2~3科目を受験して、最高得点の1科目で合否判定をしたり、高得点科目の配点比率を高くしたりする入試方式。募集人員が少なく、高倍率になる場合もある。
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試験日自由選択制
同条件の複数の入試日から都合のよい試験日を選んで受験できる。併願校同士の試験日の重複を避けることができる。本命校が実施していればすべての試験日で受験することも可能。
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英語外部検定試験利用入試
英検やTEAPなど英語資格試験を利用する入試。各大学で異なり、級・スコアを出願資格として外国語の試験を免除したり、所持する級・スコアに応じて外国語の得点に換算して試験の得点に加点したりするものがある。
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学外試験会場
大学内の会場とは別に、全国の主要都市などに複数の「学外試験会場」を設ける大学が多い。移動・宿泊による体力面・費用面の負担を軽減できる。
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各大学様々な入試方法があります。自分の志望校のHP等を確認して不明な点があったら各講師まで質問をお願いします。
ALFAS Journal
日中も冷え込むようになり、厚着が欠かせない11月になりました。今年も早いもので、あと1月半もすれば年明けです。時間はあっという間に過ぎてしまいますので、今年のうちにやれる事は先送りにせず、日々計画的に過ごすようにしたいですね。
さて、みなさんは今2学期末テストに向けて頑張っている事と思いますが、2学期中間テストの振り返りはきちんと済ませていますでしょうか。2学期は中間テストと期末テストの範囲が一部重なる学校も多いと思われますので、今まで習った範囲が本当に身についているのか確認をするのはとても大切な事です。配布している定期テスト対策プリントもそうなのですが、ワークでも教科書でも1周して終わりではなく、何度も何度も繰り返して身に付けていくのが基本になります。特に1学期から2学期、そして年が明けてからの学年末と、時期が進むにつれ学習内容も手強くなってきますので、「繰り返す」事を何より大切にして下さい。そして今回は2学期中間テストに関して、成績が良かった人を順位や科目で紹介したいと思います。ここに載せきれなかった人もかなりたくさんいるのですが、小名浜校舎、四倉校舎ともに成績アップ者がとても多かったです。期末テストもこの調子で頑張っていきましょう!
☆江名中 中3 Nさん 学年一位獲得!!
☆小名浜二中 中3 Kさん 数学34点(前回)→75点(今回)
☆四倉中 中3 Nさん 5教科順位16位(前回)→11位(今回)
☆ふたば未来中 中2 Sさん 5教科順位43位(前回)→23位(今回)
☆小名浜一中 中2 Nさん 5教科順位122位(前回)→94位(今回)
☆広野中 中1 Kさん 数学78点(前回)→85点(今回)
中学3年生、受験対策集中特訓お疲れ様でした!
先日行われました受験対策集中特訓を受けた皆さん、大変お疲れ様でした。受験生なので勉強する事には慣れているとは思いますが、15時間はさすがに疲れたかと思います。でも苦労した分の見返りは必ずあります。自身の苦手な科目に長時間ひたすら取り組むというのは、一人ではなかなかしづらい事ですよね。普段はどうしても楽に学習したいという気持ちが勝ってしまうものですので、学力をつけるだけではなく自分の気持ちの弱い部分と向き合う時間でもあったはずです。これから年末、そして年明けはここで養った精神力が必ず効いてきます。受験生として過ごす今後の生活の中で気持ちが折れそうになったら、ひたすら机に向かったあの時間をぜひ思い出してみて下さいね。