塾通信：令和３年３月号（第２０６号）

前期選抜　合格発表‼

県立高校前期選抜試験が3月3日（水）に行われ、受験生は難問に挑戦しました。村田進学塾でも150名以上の受験生が試験に臨み、１年間の努力の成果が問われました。塾では、2月20日・21日と2月27日・28日の土日を使い、恒例の直前対策を４日間（計30時間）にわたって行い、万全の準備をして塾生の皆さんを送り出しました。直前対策参加者の皆さんは、全員真剣な表情で受講し、全日程を無事に終えることができました。新型コロナウイルスの影響で、新しい生活様式の中で過ごした一年間で色々な制限も多く、大変な苦労もしたと思いますが、塾生の皆さんは自分のやるべきことをしっかり見据え、自信を持って本番に臨めたと確信しています。

これに先立って、2月21日（日）には国立高専の一般入試が行われ、2月26日（金）に合格発表がありました。一般入試の枠が各学科20名という狭き門でしたが、一般入試では14名が合格。推薦入試と併せて23名合格という素晴らしい結果を残してくれました。

県立高校・高専の結果を見ると、やはり早目の準備、計画的な勉強、そして毎月の新教研もぎテストで確実に偏差値をクリアしていくことが重要です。苦難の道を乗り越え合格された皆さん、おめでとう。そして、ありがとう。心より祝福致します。

合格おめでとうございます

県立高校・福島高専

◇磐城（51名）　◇磐城桜が丘（29名）　 ◇光洋（22名）　◇湯本（18名）

◇平工業（8名） ◇平商業（2名）　 ◇いわき総合（2名）　◇磐農（1名）

◇勿来工（3名）　◇ふたば未来（2名）　　◇勿来（1名）　◇小名浜海星（1名）

◇日立第一（1名）

◇国立高専〔23名〕…機械システム（6名）　電気・電子（5名）　化学・バイオ（2名）

都市システム（5名）　ビジネスコミュニケーション（5名）

大学

茨城大学／福島大学（2名）／福島県立医科大学／早稲田大学／同志社大学／明治学院大学／

東洋大学／千葉工業大学／千葉商科大学／国際医療福祉大学／桜美林大学／和光大学／

小学部便り

日ごとに日が長くなり、寒さもだいぶゆるんできましたね。３月５日は啓蟄（けいちつ）でした。春のあたたかさを感じて冬眠していた虫たちが土の中から外に出てくる頃だそうです。桜の木も、みなさんの進級・入学の頃にきれいな花をたくさん咲かせようと準備をしています。よく見ると小さな花芽がすでにたくさんついています。みなさんも４月にいいスタートを切るために、通常の授業と春期講習で学年のまとめをしっかりとしておきましょう。

授業の中でふれた内容から新たな興味や疑問が生まれ、その時の学習とはあまり関係のない質問を受けることが時々あります。授業の進度に影響がない範囲でみんなで考えたり質問に答えたりしていますが、興味を持つということ、疑問に思うということはとても大切なことです。学校の宿題も少ない春休みには、興味を持ったことを調べたり本を読んだりして考えを深め、自分の世界をどんどん広げていってほしいと思います。

中学部便り

満開の桜が待ち遠しい季節になりました。春本番はもう間もなくです。

さて3月3日～5日の3日間にわたって、県立高校前期選抜試験が行われました。受験生は、「入試直前対策授業」の受講も含め、最後の最後まで精一杯頑張りました。来月からは新しい学び舎での生活がスタートしますが、人との出会いを大切にし、更なる成長を目指してください。

中学1・2年生も4月に新しい学年を迎え、学習内容のハードルは確実に上がります。特に受験生となる新中3生には１日１日を無駄にせずに過ごすことを心掛けてほしいと思います。

まず一番大切なのは、目標を定めることです。どんなことに興味があるのか、そのためにはどんな高校・大学へ進学すべきなのかなどを考えることが大切です。そんな遠くの未来のことは考えられないという場合は、どんな高校生活を送りたいかだけでも構いません。自分の「やる気」を引き出せるかどうかは、目標や夢があるかないかで大きく違ってきます。ただ単に「中3だから受験勉強をしなくちゃ」と漠然と思っているだけでは、なかなか本気になれません。つまり、「やる気」とは、「こんな自分になりたい」「こんな高校生活を送りたい」と思う気持ちが運んでくるものなのです。

高校入試の問題は中学1・2年生の学習内容だけで全体の6～7割を占めます。勉強というのは、ほとんどが積み重ねでできています。「今から猛烈に勉強する！」と言っても、中学1・2年で覚えておくべきことを覚えていないと、3年生の授業についていけず、結局何から手をつけていいのかわからないままになってしまうこともあります。こうならないように、春期講習を活用して中学1・2年の復習に取り組み、来たる受験に備えましょう。これまでの学習内容を今しっかりと復習しておくことが、来年・再来年につながります。

小6　中学受験クラス　開講！

公立・私立の中高一貫校などへ上位で合格し、入学後もトップを維持していく実力を養成する適性検査対策の講座です。

・平本部校で実施

・週２回（各８０分）

・適性検査対策　　　　文系教科（国・社）　　　　理系教科（算・理）

※日時、受講代金などは、お問い合わせ下さい。

３月・４月　行事予定

※塾内行事予定は、都合により変更になる場合があります。

※4月分の授業料他諸経費の引き落とし日は4/15（木）になります。

村田進学塾ALFAS四倉校　閉校のお知らせ

長年のご愛顧を賜りました村田進学塾ALFAS四倉校舎は、各般の事情に鑑み、この度令和３年３月１７日をもちまして平本部校へ統合する形となりました。今後に関しましては、３月１７日まで授業を実施させていただく予定でおり、その後は「村田進学塾ALFAS平校」として業務を継続して参ります。

ALFAS小名浜校、ALFAS平校ともに講師一同より一層の精進をお約束させていただきます故、今後ともお引き立てを賜りますよう宜しくお願い申し上げます。

ロボットプログラミング教室便り

シルバーコースの迷路脱出

今回は具体的な学習内容としてシルバーコースの「迷路脱出」をお話しします。これがクリアできればシルバーコース卒業の証になります。この迷路脱出のために１年間色々なプログラムのつくり方を学習してきました。では迷路脱出はどう難しいのでしょうか。

迷路脱出の難しさ

シルバーコースの「迷路脱出」は右のような迷路をスタートからゴールまで決められた時間内で進むだけのものです。非常に単純であります。しかしかし、簡単ではありません。

なぜ簡単ではないのか。それはロボットというものは何も知らないからです。ロボットは“壁があったら止まる”、“前進できなければ右か左に行く”という人間であれば当たり前のことができません。生徒たちはそのことをプログラミングでひとつひとつロボットに教えてあげなければならないのです。また、それを教えるにもただ「右に曲がれ！」と教えてもその通りに曲がれません。“右を向く”そして“前進する”という2段階のプログラムで教えなければならないのです。さらに言うと“右を向く”にしても90度回転を教えなければ、ためらわずに斜めに壁に突進します。90度回転を正確にするような微妙な調整も必要なわけです。ロボットは手がかかる子なのです。これを細部にいたるまで緻密にプログラミングすることによってはじめてゴールまでたどり着くロボットがつくれるわけです。こんな難しいことをシルバーコースの小4、小5の子たちはやっているのです。非常に頭を使います。何分間も固まってしまう子もいます。しかし、試行錯誤を繰り返してどうにか皆クリアしていくのです。

プログラミングニュース

お掃除ロボット「ルンバ」で有名なアイロボットジャパンがプログラミング用ロボット「Root(ルート)」を2月に発売します。専用のアプリで「走る」、「点灯する」などの動作をプログラムできるそうです。この「Root(ルート)」を全国の小学校を対象に配布するとのこと。1校につき6台、合計1000台のロボットを無償提供するそうです(対象校は募集中)。これはもちろん小学校で必修になったプログラミング教育を支援するもので、参加校には自作のカリキュラムや作品を発表するイベントなどインタラクティブな展開も視野に入れているということです。

これから学校でもプログラミング教育が本格的に始まっていきます。プログラミングの知識がゼロの状態では、すでに色々な所で学習している子に後れを取っております。皆様早目のご準備を！

高等部Times

卒業生の皆さん、卒業おめでとうございます。そして志望校合格おめでとうございます。皆さんはこれまでに受験勉強を通じて培った知識や精神力を基盤として大学で学んでいくことになります。高校の勉強とは違い、学問を深めていくことになります。新生活に慣れるまで何かと大変ですが、自分の目標に向かって意欲的に学びを続けることを望んでいます。

高２の皆さん、いよいよ受験学年になります。授業時に説明したように、国語・数学・英語の復習を夏までに終わらせるようにしましょう。また、志望校の確定に努めてください。これまで以上に時間管理が非常に大切です。学習計画の立て方など不安なことがあったらすぐに先生に相談しましょう。

高１の皆さん、高校入学後あっという間に１年が経ったと思います。改めて昨年高校受験時のことを思い出してください。あの時のように日々本気になって勉強していますか。大学入試を意識して勉強していますか。現在勉強していることが大学入試につながることを常に意識して勉強しましょう。また、大学のHP等を通じて大学の情報収集に努めてください。皆さんが行こうとする大学です。待っているだけではライバルに差をつけられてしまいます。皆さん自身が積極的に情報をとりにいくようにしなければなりません。

令和２年度大学合格実績

〈国公立大学〉

茨城大学（工学部）

福島大学（行政政策学類・農学類）

福島県立医科大学（看護学部）

〈私立大学〉

早稲田大学（文化構想学部）　　　　同志社大学（商学部）

明治学院大学（文学部）　　　　　　東洋大学（理工学部）

千葉工業大学（工学部）　　　　千葉商科大学（商学部）

国際医療福祉大学（薬学部）　　　　桜美林大学（リベラルアーツ）

和光大学（表現学部）

高２全統共通テスト結果

磐城高校（M・Yくん）

東京大学（理科二類）B判定　　東北大学（理学部）A判定

磐城高校（K・Sくん）6444

東京学芸大学（教育学部）A判定　　東京都立大学（人文社会学部）A判定

ALFAS　Journal

まだまだ肌寒い日々が続く３月ですが、草木の様子から少しずつ春を感じるようになってきました。４月からの準備で慌ただしい日々かと思いますが、みなさんお障りなくお過ごしでしょうか。

さて、学年末テストも終わりましたが結果は如何でしたでしょうか。中間テストや期末テストと比べると範囲も広く、技能教科も含まれている学校が殆どなのでかなり苦戦したかと思います。ただ、準備期間はしっかりあったはずなので、スケジュールを立てて計画的に勉強するという事自体は今までと大きく変わらなかったと思います。「この日までにこれを必ずやる」という目標を立て、それに向かって日々やるべきことをこなすのは、小学生、中学生はもちろん高校生や大学生、大人になってからも全て一緒です。もちろんその時々によって目標の難易度は変わってくるかと思いますが、「日々の努力の割り振り×日数＝ゴール」というパターンを自身の中で早めに確立させて下さい。特に４月から受験生となる現２年生は、志望校へ向けて必要な努力量を計算し、その努力の実行にそろそろ着手して下さい。部活を引退してからでは正直遅いです。始めるのが遅ければ遅いほど自分の首をしめる事になってしまうので、後から辛い思いをしたくなければ早め早めの行動を心掛けましょう。さて、今回はそんな学年末テストから点数が良かった人を何名か紹介したいと思います。結果が良かった人はもっと良くなるように、今一つだった人は次回見返せるように、春休みもしっかり学習していきましょう！

☆小名浜一中中２　Eさん　社会８９点(前回)→９７点(今回)

☆小名浜一中中２　Kさん　数学４６点(前回)→６５点(今回)

☆玉川中中２　Sさん　英語３８点(前回)→５５点(今回)

☆江名中中１　Kさん　数学５７点（前回）→８１点（今回）

☆小名浜二中中１　Tさん　英語４６点(前回)→６１点(今回)

4月より村田進学塾ALFAS平校開校！！

平地区の皆様お待たせしました。４月６日(火)よりALFAS平校が開校いたします。新小学３年生から新中学３年生まで新規入塾生募集中です。小名浜校同様「すらら」という個別学習システムを採用し、一人ひとりのペースに併せて学習を進めていきます。火曜日、木曜日、土曜日の16:30～21：20の中から都合がいいコマ(1コマ50分から)で参加可能です。今まで「村田進学塾の個別学習に興味があったけど四倉校も小名浜校も遠かったから…」という理由で村田の個別が受講できなかった方、場所は村田進学塾平本部校の2階になりますので、ぜひお越しください。まずは体験からでも構いませんのでお気軽にお問い合わせください。

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