塾通信:令和5年2月号(第229号)
令和5年 私立高校・福島高専(推薦) 合格者・合格内定者速報!!
1月16日(月)の昌平高校の合格発表を皮切りに、相次いで今年度の私立高校の合格、国立高専の推薦入試の合格内定が発表されました。受験した皆さんは今までに経験したことがない緊張感を持って発表を迎えたことと思います。
1月14日(土)に行われた高専の推薦入試は、学科により狭き門となりましたが、塾生は健闘し予想を越える合格内定者の数となりました。高志願倍率にもかかわらず合格できたのは、やはりこれまでの3年間でコツコツと努力してきた成果の賜物だと思います。
私立高校・高専推薦入試で合格された皆さん、おめでとうございます。ただ、合格の喜びに水をさすつもりはありませんが、入学までの2か月間、ただ漠然と過ごすのではなく、中学3年間の総復習(特に苦手な教科)をしっかりやっておくことが、よい高校生活のスタートを切るためには大切なことです。残念ながら私立高校・高専推薦が不合格だった皆さんは、これで終わったわけではありません。まだチャンスは残っています。気持ちを切り換えて受験勉強に取り組みましょう。福島高専は2月12日(日)、県立高校は3月3日(金)の本番に向けて、いよいよラストスパートです。「これでもか、これでもか」と悔いの残らないよう全力で頑張りましょう。そのような強い人間にこそ、栄光は訪れるのです。今までたくさんの勉強量をこなしてきた塾生の皆さん、自信を持って本番に臨んで下さい。健闘を祈ります!
【塾生】 内定者と合格者数
~おめでとう!そして、みんな、がんばってくれてありがとう!!~
◆私立高校[合格者数、( )内は受験者数]
昌平:32名(32名) 磐城一高:5名(5名) 明秀日立:42名(42名)
茨城キリスト教学園:4名(4名) 磐城緑蔭:47名(47名)
いわき秀英:9名(11名)
◆国立福島高専[推薦内定者数、( )内は受験者数]
12名(24名):機械システム0名(2名)、都市システム1名(3名)
電気電子システム5名(5名)、化学・バイオ工学科3名(8名)
ビジネスコミュニケーション3名(6名)
小学部だより
節分も過ぎ暦の上では春ですが寒さと乾燥はまだまだ続き、新型コロナウイルスや、インフルエンザをはじめとする感染症の流行が心配されます。全教室で加湿空気清浄機を使用していますが、必ずマスクを着用し、教室入り口にある消毒液で手・指の消毒を徹底し、体調管理に努めてください。
6年生の冬期講習におこなった評価テストの結果が出ました。この評価テストは、全国の学習塾で行われており、学校のテストとは内容も難易度も違いますので「点数が悪かった」などとすぐに判断せずに、出された結果のデータから得られる情報をじっくりと読み取っていきましょう。評価テストでは応用問題への対応力も含め総合的な学力をはかります。その結果である成績は、個人の学力とその位置を数値化したものです。学校の成績だけでは見えにくい今後の進路につながる学力が現段階でどれぐらいなのか、冷静に判断できると思います。今回の結果を無駄にせず、日々の学習に積極的に取り組んでいきましょう。
三学期も残り一か月です。「学び残し」のないように各学年とも、良いしめくくりを目指してがんばりましょう。
中学部だより
県立高校入試がもう直前に迫りました。志願倍率が気になるところですが、倍率は自分の力ではどうしようもありません。自分の力ではどうしようもないことに時間を割く暇があるなら、自分の力で何とかなる勉強に対して時間を割くべきです。今は1分1秒でも時間を惜しんで勉強する時期なのです。皆さんが受験する県立高校は、どこも2倍以内の倍率でおさまっているはずです。つまり、受験生の半分くらいに位置する学力があれば、倍率が何倍であっても合格します。そこに位置するためにはどうすればいいかを考えるほうがよほど建設的です。
受験直前のこの時期だからこそやっておきたいことは、本番に向けて問題を解く順番や時間配分の再確認です。特に国語・数学・英語は、入試の過去問や新教研テスト・学力テストなどを使ってきちんと確認しておくこと。この3教科は時間配分を失敗するとかなりの痛手となります。また、直前でやるべきことはこれまでの頻出分野の再確認です。もう今は、出題されていない分野を一生懸命やる時期ではありません。さらに、以前撃沈した新教研テストや学力テスト、全く解けなかった入試問題を中心にリベンジしてください。1回目の敗戦を踏まえて、時間配分や問題を解くときの注意事項をもう一度頭に叩き込むのです。
あきらめることは、残っている可能性を潰してしまうこと。受験勉強においても、少しでも可能性があるのなら、それを信じてゲームセットまで頑張ってみましょう!『あきらめたらそこで試合終了ですよ…?』我々講師一同も最後の最後まで全力でサポートします!
1・2年生は学年末テスト直前です。学年最後の定期試験に向け、対策プリントやワークに繰り返し取り組み、良い結果を残してください。
中1~中3 1月号 新教研結果より
冬期講習の成果を試す「新教研テスト」が1月7日(土)に行われました。下記のように各クラスの平均点をまとめました。参考にして下さい。
次回の中1・中2の新教研テストは3月31日(金)に実施を予定しています。
中1
※郷ヶ丘校及びALFAS小名浜校は受験者が少なかったため平均点を算出していません。
中2
中3
2月・3月 行事予定
※塾内行事予定は都合により変更になる場合があります。
※中3の通常授業は2/24(金)で終了となります。
ロボット・プログラミング教室だより
第69回 「情報活用能力調査①」
今回から次回にかけて文部科学省が実施した「情報活用能力調査」についてお話をしたいと思います。調査結果を文科省がホームページで発表しておりますが、中々見る機会も無いかと思いましたのでこちらでお伝えします。
情報活用能力調査とは
まず「情報活用能力調査」とは、昨年の1月~2月に全国の小学5年生、中学2年生、高校2年生を対象に行われた“情報活用能力”がどの程度身についているか測定する調査のことです。
※“情報活用能力”とは、コンピュータを用いて情報を取得する、整理する、比較する、またそれを保存や
共有する、発信する力のことです。
調査では①キーボードによる文字入力(3分)、②問題調査(30分×2)、③児童生徒質問調査(15分)の3つが行われました。②の問題調査は“プログラミング的思考”の力などを測るもので、ここが特に点数化されたようです。
問題調査の例が次の図になります(文部科学省のホームページに掲載)。試しに皆さんも挑戦してみて下さい。
正答と正答率は次の通りです。
はり年齢が上がるにつれて、パソコンに触れる機会が増えたり、インターネットで検索することが多くなるため、問題調査の正答率も高くなっているようです。次回はキーボードによる文字入力などこの続きをお話いたします。
ALFAS Journal
2月になりました。記録的な大寒波により雪が降りましたがお変わりありませんでしょうか。気温の変化は体に負担となりますし、現在はコロナウィルスやインフルエンザの心配もありますので、体調には十分に気をつけてください。
さて、2月になり中学3年生にとってはいよいよ県立入試まで1ヶ月を切りました。心残りがないように全力で志望校に向けて頑張りましょう。我々講師陣も最後まで手を抜かず、皆さんの志望校合格を全力で応援してまいります。次の主役となる2年生の皆さんは、その先輩の姿を目に焼き付けてください。中学1年生や2年生の皆さんは学年末テストが目前に迫っています。学年最後の定期テストでよい結果を残せるようできる限りの対策を立てましょう。教室の自習室も積極的に利用しましょう。
テスト対策のやり方を見直そう
塾生の皆さんにとって、今回の定期テストは塾に通うようになってから何度目のテストでしょうか。テスト対策にも慣れ、どんな準備をすればよいか、いつまでに何を終わらせなければならないかはしっかりと計画できていますか。「学校のワークはテストまでに終わらせよう」「対策プリントもちゃんと一通り解こう」「この前のテストでは十分に勉強できなくて点数が悪かった教科を先に終わらせよう」など、間違ったテスト対策を実行していませんか。「学校のワークは復習も含めて2~3回はやろう」「対策プリントでは苦手な問題を中心に必要な問題を選んで余裕があれば2~3回解こう」「この前のテストでは間に合わなかった教科があったから、今回は対策を早めに始めよう」と考えられていますか。
ALFASでは、皆さん一人ひとりに合わせてテスト対策としての学習を指示しています。もし、忙しくて言われたこと全部はとてもできない、自分で勉強していても分からない問題が多くて進まない、その他どんなことでも問題があれば担当講師に相談してください。解決する方法を一緒に考え、必ず見つけます。皆さんももう一度自分のテスト対策を見直し、最高の結果を学年末テストでたたき出しましょう。
高等部Times
大学入学共通テストが終了し、いよいよ大学入試が本格的に始まりました。この原稿を書いている現在(2月2日)もまさに受験中の塾生もいます。センター試験から共通テストへの変更後3年目の共通テストは難化が予想されていました。分析・講評を載せますので、特に高1・高2の皆さんはしっかり読んでみてください。高3の皆さんはまさに受験シーズンです。ここまできたら本人の気持ち次第です。健闘を祈ります。高1・高2の皆さん、学校や塾で先輩たちの姿をよく目に焼き付けておいてください。先輩たち同様皆さんも通る道です。志望校合格に向けて今できることに必死に取り組みましょう。
2022年度 大学共通テスト(英語・数学)分析・講評
・リーディング
総語数は約6,000語で昨年並み。この読解問題を80分ですべて解くのは大変である。第5問は伝記から物語文へ変更、第6問の難度がやや上がった。正確に和訳することよりも大意をつかみ、解答に必要な情報を抜き出す処理能力が試されているのは例年同様である。形式に対する解き方の把握と読解に耐えうるスタミナをつけていくことが大切である。塾では高2の2月末から対策を実施する。日々の継続した学習が必須である。
・リスニング
第4問が時系列に並べる問題からグラフの問題に変わったが、それ以外は昨年と同様。聴き取った情報を整理する力に加え、図表やワークシートの読み取りと合わせて判断する力が必要となる。リピートなしの1回読みの問題もあるので、英語の音声に慣れることが必須。学習の際は必ず発音をし、シャドーイングをするなど毎日リスニングの機会を増やしいくことが攻略のカギである。
・数学ⅠA
全体の大問構成は、大問1、2が必答問題、大問3~5問が2題を選択する選択問題と変化なし。出題内容も例年と大きな変化はなかったが、集合と論理の出題がなかった点、場合の数のみの出題だった点などの変化はあった。具体的な実社会の設定がなされた問題、正誤の選択肢を選ぶ問題などの共通テスト特有の問題は今回も出題されていた。問題文の量は増えたが、誘導やヒントが丁寧で解きやすいと感じる問題が増え、平均点は大きく上昇した。
・数学ⅡB
全体の大問構成は、大問1、2が必答問題、大問3~5問が2題を選択する選択問題と変化なし。出題内容も例年と大きな変化はなかったが、昨年出題されていた図形と方程式からの出題はなかった。全体的に計算量があまり増えないように工夫されており、昨年に比べ時間内に解ききれる受験生は増えたと思われる。振り返りと一般化、会話形式の誘導などは昨年同様見られた。比較的得点しやすい設問が増えていたため平均点は上昇した。