塾通信:令和2年8月号(第199号)
夏期講習終了 単元別強化ゼミ・新教研もぎテスト対策開始
7月20日(月)から中学生・高校生、7月27日(月)から小5・小6の夏期講習が始まり、塾生を中心にたくさんの外部生も参加して、文字通り熱気溢れる講習会となり、受験生にとっては本格的な受験勉強のスタートとなりました。新型コロナウイルスの影響で、夏休みのスタートが遅くなったことにより、例年と違い、1日おきで時間帯も夕方から夜にかけての授業になりました。
中3は、新規開校の郷ヶ丘校を含め全7校舎、外部生も含め150余名の受験生が10日間の講習に挑みました。部活などで勉強時間が思うように取れなかった分、この講習で取り戻そうと、予習・復習もほとんどの生徒がしっかりこなしていました。この努力が9月・10月の実力テストや新教研もぎテストの結果に表れてくるものと確信しています。
また、小学生・中1・中2の皆さんも、夏期講習に積極的に参加し、既習学習の復習を精一杯やり遂げました。この頑張った結果が学習の最難所といわれる2学期の学習に結びつき、更なる学力向上に繋がることでしょう。
高3の受験生も緊張感あふれる真剣で熱い授業が展開され、充実した夏期講習となりました。高1・高2の皆さんも積極的に夏期講習に参加し、部活の疲れも見せずに集中して取り組んでいました。夏休み後には早速、学力テストや定期テストが控えています。夏休みの残り期間を計画的に学習していきましょう。
さらに中学生は、8月3日(月)から単元別強化ゼミや新教研もぎテスト対策授業が始まっています。健康に注意して、最後まで頑張って充実した夏休みを送ってほしいと願っています。
小学部便り
毎日暑い日が続いていますが体調をくずしていませんか。
5、6年生の夏期講習会が7月27日から始まり、8月6日・7日には評価テストが行われました。学校の単元ごとのカラーテストと違ってやや難しい内容になっていましたが、どんな問題にも集中して取り組む姿勢が大事です。「できない」と決めつけてしまったり、すぐにあきらめてしまったりしないで、ねばり強く答えを導き出してほしいと思います。3、4年生も通常授業の中で1学期の重要単元をしっかりと復習し、自信を持って新学期をスタートできるようにがんばっています。どの学年も、授業への積極的な取り組みを心がけましょう。授業中に話を聞かずに、ぼーっとしていることのないように集中してください。
夏休みも残りわずかとなりました。早めに宿題をすませ、残りの夏休みを有意義に過ごしてください。どんな夏休みを過ごし、何を感じ、考えたのか、ぜひ聞かせてくださいね
中学部便り
涼しく過ごしやすかった7月が過ぎ去り、8月ももう半ば。今年は新型コロナの影響もあり、短い夏休みとなりました。7月20日からスタートした夏期講習も残すのは単元別強化ゼミのみとなりました。
さて、夏期講習は「予習」→「授業」→「復習」のサイクルで進められました。「予習」は、その日までに解いておかなければならないもので、その「予習」を前提に「授業」が行われ、その後「復習」として間違い直しや類題に取り組むという形です。そのサイクルを通して学習内容の定着・学力アップを目指すのです。予習と復習は役割が全くの別物。予習をして授業に臨めば、難しい内容も理解しやすくなります。予習をすると「何がわからないのかがわからない」ということがなくなるのです。予習は授業理解の補助という位置づけです。予習段階で完璧に理解する必要はありません。理解を手助けするために授業は存在するからです。ですので、圧倒的に復習の方が大切と考えます。復習をしなければ、知識や理解は定着しません。人間は学んだことを結構簡単に忘れてしまいます。せっかく学んだ知識も、全部忘れてしまうのです。そのため、新たに学んだ知識や理解をケアしてやる必要があります。何度も何度も、しつこいくらい復習をする必要があるのです。「復習なしの勉強は全く意味がない」と言っても過言ではないでしょう。分からなかったところや解けなかった問題をもう一度解いて、できるようにしておくことが何よりも大切で、それが成績向上の第一歩です。
3年生については来月から受験対策講座である「特別講座」がスタートしますが、まずは夏期講習の復習をしっかり行い、今後の学習に弾みをつけてほしいと思います。
郷ヶ丘校 新規開校‼
7月20日(月)から始まった夏期講習に合わせて、村田進学塾「郷ヶ丘校」が開校しました。工事の進捗状況により、中学3年生のみの募集となりましたが、連日、熱気あふれる授業が展開されました。
郷ヶ丘校も、他の校舎と同じく、電子黒板を設置。分かりやすい授業を展開し、塾生の集中度、理解度を促進し、成績向上を目指します。
9月には自習室も完成しますので、自宅では集中して学習できないという方は、ぜひ利用して下さい。
郷ヶ丘校では、受験に向けて一緒に頑張る中学3年生の生徒をまだまだ募集しています。
また、工事の完了に伴い中学1年生は9月から、中学2年生は10月から授業を開始します。入塾特典もご用意しておりますので郷ヶ丘地区で、塾を探してい
るお友達やお知り合の方がいらっしゃいましたら、お電話ください。よろしくお願い致します。
村田進学塾 郷ヶ丘校 ℡:0246-84-9206
受験対策特別講座・高専対策英数講座 開講‼
9月から、毎年恒例の受験対策特別講座と高専対策英数講座が開講されます。
受験対策特別講座とは、入試で70%の出題範囲を占める1・2年生の内容を中心に入試の実戦的な問題に取り組み、第一志望校合格を目指す受験生必須の講座です。
高専対策英数講座は、その名の通り、高専を第一志望としている方を対象とした講座で、県立高校とは一味違った高専の入試問題を研究し、その解き方を講義します。
特別講座と高専対策の案内書は、中学3年生の方には同封しましたので、是非お申し込み下さい。よろしくお願いいたします。
ロボットプログラミング教室便り
第40回 「プログラミング的思考②」
前回に引き続き“プログラミング的思考”です。今回は“プログラミング的思考”をもっと深掘りしてみましょう。
前回お話しした“プログラミング的思考”ですが、具体的には下のようなフローチャートを頭の中に描いてクリアしていく能力になります。
下の例は「1本目の線は通り過ぎ、2本目の線で停止するロボットを作製する」というものです。
〇プログラミング的思考ができる人
⇒ロボットを完成できる
〇プログラミング的思考ができない人
⇒1本目で停止してしまう。
2本目で停止してくれない。
よって、“プログラミング的思考”が培われていないとロボット製作ができません。いつまでもクリアができず、先に進めなくなってしまいます。
そして大人になって社会で仕事をするときにも、このフローチャートのような「仕事の進め方」を頭の中に描きます。そして“プログラミング的思考”ができる人は失敗を繰り返しながらも最終的には仕事を完遂します。
村田進学塾のロボット・プログラミング教育は、単なるロボットづくりの遊びの時間ではありません。四苦八苦しながらロボット製作とプログラム作製をして“プログラミング的思考”を養う時間なのです。“プログラミング的思考”が気になる人は是非体験に来てみて下さい。
高等部Times
夏期講習が始まり、皆さんの熱気に包まれている日々が過ぎています。特に3年生は高校生活最後の夏を懸命に走っています。それに比べて1年生・2年生は少し余裕があるように感じます。もちろん、1年生・2年生の中には大学入試を見据えてこの夏を無駄にしないよう努力している人もいます。「例年よりも短い夏休みをどのように過ごすか・過ごしたか」はこれからの学習に多大な影響があります。夏が終われば総合型選抜の大学入試が始まります。指定校推薦、大学入学共通テスト、私立一般入試、国立前期試験とあっという間に迎えます。「これから本気で頑張る」では遅いのです。「今本気で頑張っている」必要があるのです。部活動等で時間がないのであれば、知恵を絞って時間を作る。時間があるのであれば学習に費やす。ダラダラと学習するのではなく、集中する。家で集中できないのであれば、塾の自習室を使う。考えれば方法はいろいろあるはずです。生半可な気持ちで志望校合格は勝ち取れません。ちょっと頑張れば何とかなる高校入試とは違うのです。こういったことを意識できるかできないかがとても重要です。
新型コロナウィルス感染症が全国で拡大しています。いわきでも最近感染者が出ました。塾では手指の消毒、マスクの着用などを徹底し、感染症拡大防止に努めていきます。高校生の皆さんも感染の危険はどこにでもあると意識しながら、後期(2学期)も学習に努めて欲しいと思います。
ALFAS Journal
アサガオやマリーゴールドが散見される8月となりました。今年は例年と比べると比較的涼しい日が多いようですが、その分じめじめとした湿気が長く続いている印象を受けます。突発的な大雨も多いですので、出かける前の天気予報チェックは忘れないようにしたいですね。
さて、先日四倉校、小名浜校ともに夏期講習の全日程が終了しました。みなさん大変おつかれさまでした。例年と比べると長めの夏期講習でしたので、疲れた方も多いかもしれません。ただ、まだ8月は新教研もぎテストやその対策授業、2年生以上であれば単元別講座など、夏期講習本体以外の講座や試験も残っています。受講校舎はみなさんが通常授業を受けている校舎とは異なりますが、普段とは違う環境を刺激にしつつ、苦手を克服し得意を伸ばす有意義な時間を過ごせるよう、もうひと頑張りしましょう!
席の間隔を開けつつ、各自の課題をしっかりこなしています。
やる気を維持するコツについて
誰でもそうですが、やる気がどうしても出ない時はありますよね。24時間365日やる気に溢れているという人はなかなかいないと思います。そういう日がたまにあるというなら仕方ないのですが、問題はその状態がずっと続いてしまう事です。やる気がなくなると勉強をしなくなる。勉強をしなくなると分からない事が増えていく。分からない事が増えていくと勉強が苦痛になっていく。苦痛だから勉強時間がさらに減っていく。この悪循環に陥るのだけは絶対に避けたいものです。そこで皆さんに「計画を立てる事」をお勧めします。
例えば課題が100ページあるとします。多く感じるかどうかは人それぞれですが、1日5ページやれば20日で必ず終わります。少し頑張って1日8ページやれば12~13日で終わります。学校の先生も、絶対に終わらないような量の課題を出すことはありません。100ページの課題を出したとしても、「1日でやりなさい」と無茶苦茶な事を言う先生はいません。
やる気を維持するコツは、始める前に終わりまでの道のりを計算し、そこに至るまでの努力を計画的に分散させることです。初日は確かに長い道のりに見えるかもしれません。でも必ず終わりはきます。新品のワークがボロボロになっていくにつれ、自分のやってきたことに対する自信もついてきます。自信がついてくれば、少しずつ勉強も楽しくなってきます。勉強が楽しくなってくれば、必ず成績に反映されてきます。2学期以降の勉強も結局はその積み重ねである事は変わりませんので、今の自分がやるべきことをしっかりと見定めて、毎日1歩ずつでいいので前へと進んでいきましょう!